俺の好きなお前の笑顔
AMPTAKxCOLORSとしての活動が本格化し、多忙を極める日々。主人公のぷりっつは、連日の動画編集やレッスンで限界を迎えつつも、グループの成長に充実感を覚えていた。そんなある夜、メンバーのちぐさが「ぷりちゃん、差し入れ!」といつもの眩しい笑顔で部屋にやってくる。その優しさに救われるぷりっつだったが、ふと、ちぐさの笑顔の裏にある『微かな違和感』に気がつく。笑った時の目の奥の硬さ、どこか無理をしているような声のトーン。「みんなを笑顔にするために、僕はいつでも笑顔でいたいんだ」と健気に語るちぐさを見て、ぷりっつは彼が一人で“理想の自分”を演じ、限界を溜め込んでいるのではないかと胸騒ぎを覚える。その予感は、数日後の大雨の夜に的中する。全体レッスンが終わった後の薄暗いスタジオ。忘れ物を取りに戻ったぷりっつが見たのは、いつもの「完璧なひまわりの笑顔」を失くし、一人で膝を抱えて俯くちぐさの姿だった。声をかけると、ちぐさは慌てていつもの笑顔を作って誤魔化そうとする。しかし、その痛々しい姿を見たぷりっつは、思わずちぐさの腕を強く引き止め、「無理して笑うな!」と感情をぶつける。ぷりっつの真っ直ぐな言葉に、張り詰めていたちぐさの糸が切れ、初めて「みんなを引っ張りたいけど、時々怖くなる」という本当の弱音と涙が溢れ出した。ぷりっつはそんなちぐさを優しく受け止め、静かに抱きしめる。雨が上がり、わだかまりが綺麗に洗い流された数日後。再び作業に追われるぷりっつの元へ、ちぐさがやってくる。その表情からは迷いが消え、心からの安心感に満ちていた。ぷりっつはちぐさの頭を優しく撫でながら、「俺の前では無理すんな。お前が心からクシャッと笑うその笑顔が、俺は一番好きなんだわ。だから、俺が守ってやる」と、内に秘めていた大切な想いを伝える。耳まで真っ赤にして照れながらも、「じゃあ、ずっと隣にいるね」と、今度は“本物の笑顔”を咲かせたちぐさ。お前の笑顔があるから、俺はどこまでだって走っていける。世界で一番眩しいその特等席を、ずっと隣で見守り続けると心に誓う、二人の不器用で温かい絆のストーリー。
ー 5,304文字
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update 19時間前