保 科 家 の 落 ち こ ぼ れ
保科『僕の足を引っ張るな』
(なまえ)『はい……』
保科『よう聞こえんわ!返事せぇ!バシッ』
(なまえ)『ご,ごめんないさい。わかり,ました』
いつまでこの虐待が続くんだろうか………
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『おい知ってるか。保科副隊長に妹がいるって話』
『まじか!美人なんだろうな』
『いや,芋らしい。しかも副隊長と違ってクソよえーの(笑)』
『まじか!それは見ものだな(笑)』
防衛隊にあたしの居場所はないのだろうか。
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保科『お前を第一部隊に移動させる』
(なまえ)『へ?』
保科『何やその間抜け顔!上の指示も聞けんのかバシ』
(なまえ)『ぅ,わかりました』
保科『良かったな。弱いのがさらに目立つで』
(なまえ)『はい。とても光栄です』
保科『十分にしごかれるといいわ』
兄から離れた。でも,弱いことには変わりはない。
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長谷川『済まない。遅れてしまった。鳴海のところへ案内しよう。俺は長谷川エイジだ』
(なまえ)『ほ,保科(なまえ)です……お願いします』
長谷川さんに案内されて,鳴海隊長の部屋に向かう。
彼があたしのことをよく承諾したものだ。
長谷川『ちょっと待ってろ』
想像通り,ゲーマーだ。
彼は実力を示せ。それが全てだと言い張る。なのになぜあたしが一部隊に。
鳴海『まずは保科。お前の解放戦力を見る』
(なまえ)『はい。』
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『か,解放戦力,200%!?』
(なまえ)『……へ?』
鳴海『思ったとおりだ』
保科家の落ちこぼれの保科(なまえ)です。なぜか解放戦力がエグいです。
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