閉じていた世界に、差し込んだ光
誰に対しても敬語で、必要なことしか話さない彼女。
メンバーに直接話しかけることはなく、用件はすべてスタッフを通す。
笑うことも少なく、どこか一線を引いたままの存在だった。
そんな彼女が仕事のことで悩んでる時に声をかけたのが
末澤誠也だった。
「どうした?大丈夫か?」
すごく優しい声。
閉じていた彼女の世界に小さな変化を落とす。
最初は戸惑いながらも、
少しずつ彼には直接言葉を向けるようになっていく彼女。
そしてその変化は、やがて——
他のメンバーとの距離も、ゆっくりと変えていく。
笑う回数が増えて、会話が増えて、
“ここにいていい”と思えるようになっていく中で、
ずっと隣にいた彼の存在が、少しずつ特別になっていく。
作者は関東人なので、関西弁が少し不自然なところがあるかもしれません。温かい目で見ていただけると嬉しいです。
ー 6,050文字
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update 2026/04/18