あの日 あの時 あと場所で
夏休み、13歳の少女は
一人で電車に乗り、祖父母の家を訪れる。
久しぶりの田舎の家で、
ゆっくりとした時間を過ごしたある日。
ふとした気まぐれで、
「散歩に行ってくる」と家を出た
真夏の暑さの中、
なんとなく歩いていた先で見つけた
見覚えのない小さな神社
「平凡な人生がずっと続きますように」
そう願った瞬間不思議な鈴の音を聞く。
次に目を覚ましたとき、
少女は知らない世界の森で
木に引っかかっていた。
助けてくれたのは
1人の巫女の少女。
「ここは神様が管理している世界のはじっこです!」
平凡な人生を願ったはずなのに
異世界で生きることになってしまう。
逃げた先で始まる、
静かで少し不思議な夏のものがたり。
ーーあの日、あの時、あの場所で。
私の人生は確かに別れていた。
ー 771文字
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update 2026/02/13