【参加型】 夢 買 奇 譚 【募集】(あらすじ必読)
丑三つ時、人々が寝静まる時。
夜な夜な人々の夢の中を渡り歩く者たちが居た。
彼らは渡り歩く中で出逢った夢を買い、透き通った結晶の中に閉じ籠め、集めて回っているという。
ある者は悪夢を。またある者は逆夢を。各々のこだわりがつまった夢を閉じ籠めた結晶は、そのこだわりの強さだけ、美しい煌めきを放つ。
夢買いたちはその煌めきを力に変え、その力で熾烈な領地争いを繰り広げていた。徒党を組み効率的に領地を獲得していく者、単独でひっそりと領地を奪いとる者、彼らの動向は多種多様だった。
その中で起こる祝福と呪い、利益に伴う代償、絆とその崩壊。
多くの事を犠牲にしながら、彼らは今日も明日も、夢を閉じ籠め続ける。
ー 3,223文字
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