君の名前を呼ぶその日まで
韓国トップソロアイドルのあなた
圧倒的な人気を誇りながらも、恋愛にはまったく興味がなく、仕事だけを見て生きてきた。
一方、人気グループSEVENTEENのジョンハンも、同じ芸能界の第一線で活躍していた。
何度も同じ番組や授賞式で顔を合わせる二人。
しかし最初はただの顔見知り。
挨拶をする程度の関係だった。
そんな中、ミンギュを通じて少しずつ会話するようになり、年末歌謡祭や音楽番組で顔を合わせるたび、お互いの知らなかった一面を知っていく。
優しくて努力家なあなた。
穏やかで周囲をよく見ているジョンハン。
少しずつ距離は縮まっていくが、二人ともそれを恋だとは思っていなかった。
しかしある日、ジョンハンは気付いてしまう。
あなたを探している自分に。
あなたの話題になると耳を傾けている自分に。
笑っている姿を見ると安心している自分に。
気付いた時には、もう遅かった。
けれど相手は韓国を代表するソロアイドル。
簡単に気持ちを伝えられる相手ではない。
さらにあなたのそばには仲の良いミンギュや、昔から親しいJungkookもいる。
嫉妬。
不安。
すれ違い。
芸能界だからこその距離。
ジョンハンは想いを隠したまま友達としてそばにいることを選ぶ。
一方のあなたも、いつの間にかジョンハンの存在が特別になっていることに気付いていく。
ただし、それはずっと後の話。
何年もかけて築いた関係だからこそ、二人は簡単に恋人にはなれない。
失いたくないから。
壊したくないから。
それでも少しずつ近付いていく二人。
そしてある日。
初めて名前で呼び合った時。
長い片想いの物語が動き始める——。
ー 13,430文字
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