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第11話

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2024/04/11 09:42
あなた
あ、そうだ
教えないといけないことがあったんだ
タルタリヤ
気になる


あなた
これだよ
鍾離
これは、昼間に公子殿と
見たものか……
タルタリヤ
あー、それねぇ
一応、目にはしてるんだ。
あなた
これは、電話器だよ
鍾離
でんわき……?
あなた
うん。偶にここから音が鳴るんだけど
あなた
それが鳴った時は、静かになるまで
何もしなくていいからね
タルタリヤ
わかった
タルタリヤ
ちなみにそれは、何に使うの?
あなた
これは、遠く離れた人でも話せるみたいな
ものだよ。とても便利
鍾離
ほう。すごいな
異世界は
あんまり見かけないのか……
というか存在していないのかな?
タルタリヤ
……これってあなたが外にいる時でも
話せるってこと?
あなた
うん、できるよ
あなた
でも、それには私の携帯の電話番号を
入力しないと繋がらないからね
タルタリヤ
なら、教えてよ
あなた
まだダメかなぁ
一応、まだ不安だから個人情報はなるべく
教えないようにしないと、ね。
タルタリヤ
えぇー
鍾離
まあ、仕方ないだろう
あなた
そうだ。2人はお風呂入った?
鍾離
いや、まだ…湯船にお湯を溜める方法を
教えて貰っていなかったからな
あなた
あれ?教えてなかった……?
わ、わかった。じゃあ、準備するね
タルタリヤ
いや、指示するだけでいいよ
それで覚えれるから
指示するだけで覚えれるなら
なんで、昨日一緒にお風呂入ったんだろう………?
鍾離
暖かい
タルタリヤ
俺は最近は、毎日のように入ってたわけじゃないから、ちょっと不思議だな
鍾離
俺も入ってない時はある
タルタリヤ
仕事に負われてるからねぇ
……ってか、今頃俺たちいなくて
問題とか起きてるかなぁ……?
鍾離
確かにそうだな……
忘れていた
タルタリヤ
…早く帰る方法を探さないと
鍾離
そうだな
彼女もいることだ手伝ってもらおう
タルタリヤ
うん




タルタリヤ
(戦闘…俺が求めているものは何もないのに、少しだけここが安心する。何だろうなこれ?)
鍾離
(今日の晩御飯…魚の煮付けって言ってたな…どうしようものか…)

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