紅丸は空に昇る煙を見上げ呟いた。
近くの隊員に問いかけた。
紅丸と隊員が話し終わるとあなたが紅丸の隊服を引っ張る。
それに気づいた紅丸は、あなたの方を向いた。
そう言われ、紅丸は答えた。
手伝いを拒否され少し落ち込むあなた。
拒否された以上することはないので、渋々といった感じで紺炉達の所へ戻ろうと歩き始めた。
紅丸はそれを見届けると、右だけ着物の袖を脱ぎ、また隊員へ話しかける。
パッパッパッと纏が風を切る音が聞こえ始める。
聖陽教の弔い方と雰囲気から違い完全に困惑している第八の面々。
紅丸は屋根の上に立ち、纏を力いっぱいに投げる。
そして民家をぶっ壊していく。
そして第八の面々は驚きと共に困惑していく。
今度は纏を使い飛んでいった。
次は第七の隊員達が纏を投げる。
とたんに纏は火が絡みついて紅丸の方へ飛んでいく。
火を纏った纏は紅丸の横に間隔を開け並ぶと、
また町へ突っ込み、町を破壊していく。
紅丸の能力に関して、考察している第八。
そこに紺炉が口を出した。
その会話を紺炉に抱き抱えられながら聞いていたあなた。
不満そうに紺炉の隊服を引っ張ると、
自分の事は忘れたのかと言うかのように人差し指を自身に向け、紺炉を左右非対称の瞳で見上げていた。
そう紺炉が付け足すと、少し嬉しそうに頷いた。
鎮魂の最期を見届けたいと頼まれ近くまで来た森羅。
頼んだ老婆が、森羅に話しかけた。
そうして最後に、あぁ見えて優しいところもあるのだと付け加えていた。
それを聞いた森羅は、やり方は違うが精神は第八と変わらないのかもと思っていた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。