第20話

ポルターガイスト
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2023/10/25 14:21 更新








人の生死に関わる仕事に携わる人間には、幽霊を見た、心霊現象を体験した事があるという方が居るそうです。


それにはもちろん、殺し屋も含まれているでしょう。


これは、ネグロが体験した心霊現象の話。






私あまり心霊現象詳しくないので、不自然なとこがあっても目をつぶってくれると嬉しいです……





拷問部屋



ネグロ
ふ~、これで片付けはおしまい!
ネグロ
上に戻っておやつ食べようっと



それはネグロが、連続婦女殺人鬼になかなか凄惨な拷問を終えたときの事でした。


拷問モブ
ぜ……絶対許さ……ね……  ガクッ
ネグロ
あ、失神した
ネグロ
ってあれ、もしかして死んじゃってたりする?
ネグロ
……脈なし息なし、瞳孔の拡大変化なし……御臨終の条件完全に満たしてる、困ったなぁ
ネグロ
せっかく片付け終わったのに、死体処理までやんなきゃいけないの……?まあ今日の夕ご飯は『例の』ハンバーグで確定したから良しとして



死んでしまった殺人鬼を解体しようと、渋々肉切り包丁を手に取ったときです。


ネグロ
きゃっ!?何?



作業机の上にあったノコギリが突然、なんの脈絡もなく滑り落ちました。


ネグロ
エンドのいたずら?
ネグロ
そんなわけないか……






エンド
……?(背筋に悪寒が……)
エンド
誰かに噂でもされたかな?






ネグロ
どうしていきなりノコギリが……
ネグロ
あっ!もしかして、ノコギリで斬るべしっていう神様からのお告げ……ってそんな訳ないよね
ネグロ
これってアレだよね、ポルシェ・ガイ・ストライキってやつ



正しくはポルターガイストです。車と男とストライキで何をしようというのでしょうか。


さらに死んだはずの男の腕が上下に動き始め、他の軽い拷問器具も動き出しました。


ネグロ
えっえっ、どうして?
ネグロ
だって、今この部屋で生きてる人間はワタシしか居ない……よね……?
ネグロ
居たとしても透明人間ぐらい……そんなわけないか、透明人間なんて


カタカタと小刻みに震える拷問器具たち。


ネグロ
う…………うぅぅうう~~~…………!
ネグロ
ワタシ怖いの苦手なんだってば……!
ネグロ
うう…………  (⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠) 
ネグロ
ヤダよ、怖いよぅ……


後ろ手でノブを掴み、スルリと部屋から抜け出すネグロ。

ドアの前でしゃがみ込んで、呼吸を整えます。

ネグロ
もう今日はこの部屋入れない……















その後、ヴァイスに事情を聴かれて、簡易的なお祓いをしたら起きなくなったそうです。










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