💗「ふ〜…間に合いましたね。」
💜「おはよう。さくらさん。大丈夫でしたか?」
この方は新川絵里さん。とても頭が良くて運動もできます。
💗「おはよう。絵里さん!ええ、とてもギリギリでした笑」
💚「ちょっと〜?私の事忘れてませんか?」
この方は兎木みのりさん。とても明るくて頭がいいんです。
💜「大丈夫ですよ。みのりさん。忘れてなんかいません!」
💗「ええ。忘れるわけないじゃないですか!」
💚「ならいいんですけど〜!あれ?佐奈里さんは?」
キーンコーンカーンコーン
💜💚💗「やっぱり…」
ガラガラガラ
💛「ひい…間に合った…」
こちらの方は原田佐奈里さん。ちょっと天然で勉強は…ゴホン。運動がとてもできる方なんです。
💛「皆さん!おはよう〜!!」
💜「おはよう。佐奈里さん。そして、おめでとうございます。」
💛「え?何がですか??」
💗「17回連続遅刻です。」
💛「ゲッ…あちゃ〜…やっぱり…早く座りますね…」
女生徒「ねえ○○!昨日のLilleのMVみた??佐奈里ちゃんかわいかったな〜!」
女生徒「もちろん!!超かわいかったね〜!!みのりちゃん!!!すき!!」
男生徒「お前Lilleで誰が好き?」
男性徒「俺は圧倒的新川絵里かな〜!いや、お姉さんみたいなセクシーさあって最高じゃね?」
男性徒「分かるわ〜!!!でもやっぱり俺唐田さくらなんだよな!結局戻ってきちゃうって言うか!」
💜💚💗💛「!! あはは☺️☺️」
ガラガラガラ
先生「はい。みんなおはよう!今日はお待ちかねの転校生を紹介するぞ。入れー」
トコトコ…
👧「どうも。埼玉県から来ました。望月彩音です。好きな人はLilleの唐田さくらちゃんです!よろしくお願いします!」
先生「はい!ありがとう。じゃあ望月が好きなアイドルと同姓同名な子の隣が空いてるな!そこに座りなさい。」
👧「えっ…ドキッ。はい。」
💗「唐田さくらです!同姓同名なのはたまたまです。彩音さんよろしくね!」
👧「望月彩音です。唐田さんよろしくね!唐田さんはLille知ってるの?」
💗「はい!知ってますよ!彩音さんは唐田さくらさんが好きなんですよね!」
👧「はい!とってもかわいくて、アイドルとしての魂がしっかりあって…それに…etc…」
💗「そうなのね!!唐田さくらさんのこと大好きなのね!ニコ」
👧「ドキッッ…ていうか…唐田さんって唐田さくらさんですよね。それに、新川さん、兎木さん、原田さんもLilleですよね。私分かるんです。だってLilleが大好きだから。」
💗「…………え?」
続く
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。