第256話

秘密
70
2026/08/11 09:00 更新
緑谷 出久
かっちゃん!夜凪さん!


緑谷くんはアーマーを身につけ、私たちの前にやってきた


夜凪 あなた
緑谷くん、似合ってるね
緑谷 出久
へへっ
緑谷 出久
オールマイトから聞いて…2人がメインに動いてくれてたって聞いて
緑谷 出久
本当にありがとうね
爆豪 勝己
あ?オールマイトから聞いてねぇのかよ
爆豪 勝己
それもお前が掴み取った力だろ
夜凪 あなた
そうだよ
夜凪 あなた
私たちはそれを少し支援しただけ
夜凪 あなた
私達も緑谷くんのヒーローとしての活躍を見たかったから
夜凪 あなた
勝己が、緑谷くん居ないから競い相手いなくて
夜凪 あなた
チャートも15位になっちゃったし
爆豪 勝己
うっせぇ!!!!
緑谷 出久
そういえば、初登場は4位だったもんね!
夜凪 あなた
口の悪さ、態度は私にも直せなくて
爆豪 勝己
お前、あんまり俺に注意しねぇだろ
夜凪 あなた
私は慣れたから気にしないだけ
緑谷 出久
2人は相変わらずだね
緑谷 出久
でも、本当にありがとう
夜凪 あなた
これからもヒーローデクとしての活躍楽しみにしてるからね
爆豪 勝己
とっとと登ってこい
緑谷 出久
うんっ!!!






























その日の夜。

私たちは家でゆっくりと過ごしていた。

長い間、追い続けてきた夢がようやく叶った。

緑谷くんが、もう一度ヒーローとして走り出した姿を見届けたことで、私も勝己もどこかホッとした気持ちになっていた。

ソファに座りながら、私はふと隣にいる勝己を見る。
夜凪 あなた
そういえば納車日もうすぐだよね?
爆豪 勝己
あぁ。明後日だ
夜凪 あなた
楽しみだね
爆豪 勝己
色んな所に連れてってやるよ
夜凪 あなた
ふふっ楽しみ


そんな話をしていると――

ピコンッ。

スマホから通知音が鳴った。


夜凪 あなた
ん?


画面を見ると、A組のメッセージグループからだった。
メッセージを開く。

そこには――

『轟がチャート2位を祝しまして飲み会開催します!』
夜凪 あなた
上鳴くんからだ
夜凪 あなた
そういえば、轟くん2位……凄いなぁ
爆豪 勝己
俺だって直ぐに抜いてやる
夜凪 あなた
ふふっ。さっき言った『落ちた』こと、根に持ってるでしょ
爆豪 勝己
うっせぇ


勝己は不機嫌そうにスマホを眺める。

すると、すぐに轟くんから返信が入った。

『ありがてぇが、忙しくて1ヶ月後とかになりそうだ……』

それを見た上鳴くんがすぐに返信する。

『みんなで合わせようぜ!2位様によ!』
『了解!!!』



とみんなが返信していた。


夜凪 あなた
…ふふっ
私は思わず笑ってしまった。

こういうところは、昔と何も変わらない。

仕事も立場も、住んでいる場所も、あの頃とは全然違う。

それでも、こうしてA組のみんなでくだらない話をしていると――

雄英高校にいた頃に戻ったような気がする。
夜凪 あなた
1ヶ月後かぁ
爆豪 勝己
どうせ全員の予定が合うまで日数掛かるだろ
夜凪 あなた
確かに
夜凪 あなた
でも、楽しみだね
爆豪 勝己
…あぁ

勝己も小さく笑った。

またみんなで集まれる。

それだけで、なんだか楽しみだった。



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