第6話

♡ 04
52
2026/07/04 23:00 更新
星導さん、、、
ショウさんとの距離が近くなった気がした日の次の日。

一番早くに登校し一人で教室の席に座って読書をしていると、
何かが私の背中にくっつき、
本を持っている私の手を覆う。



あなた
ショウさん、、、離れて?
ねだるように言ってみる。
hsrb
かわいいけど嫌です。
というかさん付けしないでくださいよ
あなた
、、、じゃあ、離れたらさん付けなしで呼んであげる
hsrb
えーそれはずるい


何もずるくない。
むしろどうせ離れることになるんだから、
私としては出血大サービスのつもりだ。

恥を捨ててやってるんだから。



hsrb
、、、分かりましたよ
ショウさんが離れる。

やっと解放された、、、
と思ったのも束の間。

一瞬でまたさっきの姿勢に戻った。
あなた
いや、離れてよ、、、
hsrb
え?離れましたよ
あなた
一瞬だけじゃん
hsrb
でも離れたのは事実じゃないですか
あなた
えー、



頑固なショウに呆れつつ、
このままでは終わりが見えないので
私が負けてあげることにした。


hsrb
あなたの下の名前さん、髪いじってもいいですか?
あなた
ん、いいよ


ショウが黙々と私の髪をいじる。

髪なんて長らく他人に触らせてなかったし、
ちょっとだけ変な感じがする。





hsrb
、、、はい。出来ました
あなた
おお、結構速いね。
あなた
どんな感じになったの?


そう尋ねると、ショウはスッっと手鏡を取り出し、私に渡す。
手鏡持ってるんだ。髪長いもんね。


渡された手鏡をいろんな角度で見てみると、
三つ編みが施されたハーフアップになっていた。

結構かわいい。
あなた
器用なんだね
hsrb
いやー、あなたの下の名前さんの髪を俺が結んであげられるように頑張ったんですよ
あなた
そうなの?ありがとう!



少し束縛じみたように感じたのは、
気のせいだろうか。


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