「がんばってんなー!」
「みぞれが夢叶えたら絶対祝う!!」
「え!凄かった!」
僕は如月みぞれっ!
プロのマジシャン目指してるんだ〜
僕にはお友達が沢山いるんだけど...
気になってる子がいてね?
あ、好きじゃなくて!
お友達になりたいんだ~
ほらっ!あの子!
たかなし...あまつ...ちゃんだっけ?
いっつもみんなが嫌がってる子
でも髪の毛綺麗だし
おめめもぱっちりしててキラキラしてる
「みぞれ、おはよぉー」
「どした?」
おやすみなのかな〜
「ん?」
「そーなの?」
何とかごまかせた〜
何かの声が聞こえるなぁ...
誰のことだろ...?
いや...?灰色の髪?空色の瞳...?
てか誰なんだろ?
この子もあまつちゃんのこと気になってたのかなぁっ
『雨月、今日から多分学校来ないよ』
一面に広がる水溜まり
1歩踏めば広がる波紋
本当に何処かわからないけど
不思議と落ち着く
この人の笑い声は癖になるなぁ...
鈴が転がったような感じ
まさかと思った
この人が言った通りだった
そういう彼女に雨粒が滴ってきた
その雨粒は彼女の白い髪に反射して
虹色に少し輝いた
綺麗な部屋で
ぽつりと呟いた

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。