そう、学校は…の話。
そんなとんでもない独り言を呟いていた。
バサッッ…
音が目の前からした。
そんな声にハッとして顔を上げた
ゲームで散々見てますし…慣れてるって言うのが安直ですかね……。
噂の吸血鬼様が言うには……
吸血鬼界には会社があって皆そこで働いているよう…。
最近吸血鬼と契約した人間が不審死を遂げているようで、契約者が減って、暇してるらしい。
何だこの人雑だな……
どんだけ契約して欲しいんだよ……
暇で決めていいものなのかわからないなとりあえず面白そうだから契約してみることにした。
ルージュはガブッと人差し指を噛んだ。
噛まれた跡が指輪に変わった。
そうルージュは自慢げに話した。
なにそれ。便利な設定だなぁ……
今日。不思議な吸血鬼に会ってしまった。明日から私の生活は平和になるのだろうか……
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。