「可愛いねー。」
名前、どうしよう。黒い。真っ黒い。クロでいっか。
「お前の名前はクロだよ」
そんなことをいってたら、家に着いた。
「あっ、ごはん」
クロのごはんがないことにきずく。
めんどくさいけど、買ってこよう。
クロをおいてコンビニにいく。
「クロ、ごはん買ってくるからね。」
クロに告げて、玄関に行く。
「にゃー」
靴を履くために座ると、膝の上に乗ってくるクロ。
「ごめんね。すぐ帰ってくるから。」
そしてコンビニにいった。
今日はごはん作るのめんどくさいから、お弁当を買ってこよう。
私のお父さんとお母さんは海外の仕事で家にはいない。
だから、自分でごはんは作る。
「ただいま」
「にゃー」
待ってましたと言うような顔をしていたクロ。
そのあとは、ごはんをあげてお風呂にいれてあげて、一緒に寝た。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。