映画が上映されてから10分が経った。
隣に座っているぐかは
微動だにせずその映画を眺めている
そんなにエロくなかったかな …?
そんなはずないんだけど ……
だって、ぐかが大好きな緊縛の映画だし。
そういうパターン?!
うわ、なんて言えば良いんだ …
ぐかが好きな映画を見たかった…?
違うな …
ぐかと一緒に見てみたかった。
流石にこれは誘ってるから駄目 ……
やっぱりこれか …
カオス過ぎない ……? ㅎ
ぐかはコーラ足しにいったし、
映画はどんどん過激になっていくし ……。
逆に僕が耐えられなくなりそうだ ㅎ
ぐかがいなくなってから
僕のお腹が疼いてどうしようもできない
多分監視カメラもあるだろうし
ここでするのは無理そう
やっぱ、トイレしかないか。
トイレに付くと荷物置き場の所に
満タンに入ったコーラが置かれていた
これ、ぐかもしてるな …
あんなの観せられて耐えられる人なんて
数えられるぐらいの人数しかいない気がする
何処の個室にぐかが入ってるんだろう …
っ" ……ッ /
クソ … //4つ個室がある内の端っこ。
少しだけだけど微かに声が聞こえる
" 僕ももう耐えられないの … ♡// "
カギがあけられる音がすると
ガバっと扉が開いた。
ぐかの姿は何処も乱れていない
僕の勘違い …?














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!