…あの事件まで…あと……
「4日後」※6.5日目は休日だったよ
手には血がついたカッターが、私はすべてを悟った
……自分のしたことだ…
別に私のせいじゃない
知らないな
すると怪物は血のついたかったをもっと強く握りしめた。
パシッ(日帝の手を叩く)
バヂンッッッ
どうしていつも被害者が泣きたいのに加害者が泣くんだろう……
そう…いつもそうだった…
私の筆箱が壊されても
私のお弁当を落とされても
私の大切なたった一つの作品を壊されても!!
幼い頃はずっっっっと………ずぅっとそうだった!!
じゃあ幼子を卒業したら違うって?
いいや…今度はしらばっくれたり、責任を押し付けたりしてたりしてた!!
人は変われない…そのときわか
違う…
違う…違う違う違うそうじゃない!!
……私は「ふつう」を知らなかった
いや…この暮らしが「ふつう」だと思ってた
食事は1日1食しかもカップラーメン…
音を立てたり視界に入っただけで殴られ蹴られ
家事全般は人並み…両親は遊んでる
あのときは辛くも痛くもなかった
それが「ふつう」だと思っていたからだ…
…………………
あの日までは
数年前
多分学校の下校時間
そのときは今でもはっきり脳裏に焼き付いている
そのときは土砂降りに雨が降っていた
校庭の桜がみるみる散っていくのを遠目で見ていた…
その時だった
その光景を見た私は
そう思った
まだ1年生になりたてだったから、社会のことを知らなかったからそう思った
けど…だんだんと社会に触れるたび…
……私が思った「ふつう」は
「ふつう」じゃなかったみたいだ……
と思ってしまった。
………そのことを知ってしまったから
だんだんこの暮らしが苦しくなってきて
ただ……耐えられなくなったんだ…
あのとき………
この世界に転生する前の世界で
私は……
両親を◯害した
正直アイツラなんてどうでもよかった
まあ…両親は自分で◯したみたいなものだし
……ただ…死に際
としか思わなかった。






















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。