第3話

第2話
330
2023/09/22 21:00 更新
私達がうずまきでメニューを決めていると、茶色のマントに淡い紫色のネクタイ。
黒い髪に帽子を被り、目は糸目の男性が入ってきた。












えっ......
あなた
らん、ぽ?
江戸川乱歩
鈴〜!
乱歩が私に抱きついてきた。
勢いありすぎて、少し後ろに下がる。
てか、出張中で来週に帰るって言ってたよね!?
江戸川乱歩
会いたかった〜。
あなた
な、何で乱歩がここに!?
出張中のはずじゃ...
江戸川乱歩
鈴に会いたくて早めに終わらせてきた〜。
可愛い!!!
何なんだ!この生き物は!
私も思わず抱きつく。
谷崎ナオミ
鈴さん!ナオミたちを置いてイチャイチャしないでください!!
ナオミちゃんが何か叫んでるし、他の人はそれを見てるし......この状況、はっきり言ってカオス(・∀・)
江戸川乱歩
後、鈴に会いたい人たちが居るよ〜。
あなた
私に?誰だろ。
すると、赤髪で片方に集めて縛っている背の低い少女が入ってきた。
大倉輝子
久しいの〜。鈴!
あなた
輝子さん!?
そう言って輝子さんが抱きついてきた。
うっ。さっきの乱歩よりも勢いがある。


この人は大倉輝子さん。私がかつて働いていた猟犬の副長で、年齢操作の異能を持っている。
私が、猟犬に入った初日に話が合いすぎて仲良くなった人だ。なので、会うたびに抱きついてくれるようになった。
あなた
輝子さんがいるってことは...
末広鐵腸
醤油ラテが飲みたい。
条野採菊
醤油ラテなんてないですよ、鐵腸さん!あぁ〜、もう!今すぐ死んでほしい!
あなた
鉄腸さん!採菊さん!
お久しぶりです。
末広鐵腸
むっ。鈴、居たのか。
彼は末広鉄腸さん。猟犬最強と謳われるほどの強い異能を持っていて、意外と常識人。
食べ物のセンスが壊滅的で、よく色が似ている食べ物に似た色のものをかける。
例えば、苺に七味とか、羊羹に醤油かけたりとか。
ていうか、まだ味覚はそのまんまなんだね。鉄腸さん...
条野採菊
最初から居たじゃないですか。
貴方もその抜けているところは変わりませんね。鈴。
あなた
(;¬∀¬)ハハハ
そうですね...
彼は条野採菊さん。目が見えない変わりに、五感が優れていて、心音で人の心の内を読むことが出来るほど耳が良い。
かつての私も、その心音とかでよくからかわれたりしたな〜。←遠い目
あなた
あっ。そう言えば、た
むぐっ



立原くんは?と聞こうとしたら、採菊さんに口を抑えられた。
何故!?
条野採菊
だから、彼が今潜入調査していることはバレてはいけないんですよ。
忘れたんですか?
(耳元で)
あなた
あっ。←
不味い。忘れてた!




すると、乱歩が採菊さんと私を引き離した。
江戸川乱歩
鈴は僕のだからね!
あんまり近づかないで。
あなた
ら、乱歩!?
僕のって言葉を聞いて、私の顔は赤くなる。
今のは反則すぎでしょ///
条野採菊
わかってますよ。全く。
しばらくして、場の雰囲気も落ち着いてきた。
折角だからということもあって、猟犬の皆とも一緒にお茶をすることになった。
あなた
あっ。そう言えば、乱歩!
「超推理」で私が今何を飲みたいのか教えて!
そう。ここに乱歩がいるということは、私の本心が「超推理」で分かるということ。
だから、注文とかで困った時には、乱歩が居ないと駄目なんだ!!!
江戸川乱歩
(´Д`)ハァ…全く、鈴は僕がいなきゃ何でも出来ないんだから。
あなた
うっ(-.-;)
あなた
後で、お菓子とラムネいっぱい買ってくるから!
江戸川乱歩
江戸川乱歩
も~、しょうがないんだから〜。
今日だけだよ?
そう言って、毎回「超推理」やってくれる乱歩好き!
江戸川乱歩
異能力「超推理」
異能発動してるときの乱歩、好きだな〜。
いつも目を閉じているのに、このときだけ、綺麗な緑色の目を開く。
その緑色の瞳は、吸い込まれそうなほど美しい。
それに、超推理をしている時の乱歩、とっても頼もしく思える。
その姿を見るたびに、心がドンドン惹かれていくんだ。
江戸川乱歩
鈴が今飲みたいのは、キャラメルラテフロートだよ!
あなた
わかった!
他の皆も注文決まったようだし、
あなた
ルーシーちゃん!注文いい?
ルーシーちゃんを呼ぶ。
ルーシー・モンゴメリ
はいはい、それで注文は?
あなた
珈琲が4つ、カフェラテが1つ、ホットミルクの砂糖入りが1つで、
キャラメルラテフロートが1つに、メロンソーダ1つで!
ルーシー・モンゴメリ
以上で?
あなた
うん!以上!
ルーシー・モンゴメリ
かしこまりました〜。
そして早速、
谷崎ナオミ
そう言えば、乱歩さんと鈴さんの馴れ初めと言うか、出会いなど聞いていませんでしたね。
是非とも聞いてみたいですわ〜。
ナオミちゃんが目をキラキラさせながら、此方を向いた。
あなた
え、そんなこと?全然良いよ!てか、言ってなかったっけ?
谷崎ナオミ
聞いてないですわ!
あなた
そっかぁ、それじゃあしょうがないなぁ〜♪
上機嫌になった私を見て、
泉鏡花
どうして鈴は楽しそうなの?
中島敦
そうだね。何でかわかりますか?
乱歩さん。
と二人は乱歩さんに詰め寄る。

可愛すぎる!この二人!何が何でも守ってあげたい!
江戸川乱歩
こういう事聞かれたことないから、喜んでるんじゃない?
ず、図星すぎて何も言えない...
江戸川乱歩
あっ、やっぱり図星だったんだ。
あなた
も、もう!乱歩、それ言わなくてもいいでしょ!
真っ赤になりながら反論する。
大倉輝子
かっかっか。こういう鈴の姿を見るのは、面白いの〜。
条野採菊
普段、照れるということをしない人ですからね。
末広鐵腸
むっ。こういう鈴も可愛いと思うぞ。
今サラリと爆弾発言したぞこの人。
これだから天然は怖い!
谷崎ナオミ
そんなことよりも早く二人の馴れ初めを教えてください!鈴さん!
ナオミちゃんはこの人たちが言ったことをちっとも気にしていない様子で私を急かした。

私は軽く咳払いをし、
あなた
私と乱歩が出会ったのは______

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