あなたが悪魔執事になった頃のこと…
二人は、あなたの元へ向かった。
あなたとベリアンは、コンサバトリーでお茶会を楽しんでいた。
あなたは、二人に好きな食べ物と嫌いな食べ物、苦手な味付けなどを話した
ベリアンの提案に乗り、四人でお茶会をすることになった。
バスティンはそう言い終えてから、サンドイッチを嚥下した。
もう一つ、と手を伸ばしたとき、ロノに手を叩かれる。
バスティンはロノの制止を振り切り、サンドイッチを頬張った。
このお茶会はもともと、一階の執事とあなたの四人で開催する予定だったのだ。
だが、ロノとバスティンは明日の朝食について話し合っていたため、終わった頃合いを見て誘うことになっていた。
四人は、賑やかなお茶会を楽しんだ。
そして…次の日の朝。
そっと、口に運んでみる。
口に入れた瞬間は、そのままの味が残っていたが…その後からくる味付けで、それが全て美味しく感じる。
食感が苦手な食べ物もあったが、逆にその食感が生きる味だ。
嫌いな要素をなくすのではなく、それを生かして新たなおいしさを作り出す…
ロノの、料理人としての技術を改めて思い知るのだった。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。