箒を真っ直ぐ飛ばしていると潮風が吹いてきた。
その日訪れた町は海に面していて、綺麗な海が見えた。
しかし……
これは何かトラブルの予感…
まぁ、暇なので町の人にこの町の状況を聞いてみることにする。
しかし、聞くまでもなく元々聞いていた盛んな貿易や漁業が行われている気配はなく、町の人々はどんよりとしている。
魔女だと何かと問題を押し付けられるので普通の私服に着替えて話しかける。
と言いながら海辺に走っていく。
その後ろをシアンが追いかけていた。
海辺は風が強く髪が乱れるのを片手で抑えながら箒で海辺の真上を飛びました。
でっかいイカが海をスイスイ〜っと泳いでいる
主「猫じゃなくて使い魔だろ」
主「(´・ω・`)」
それはさておき、船での貿易が盛んな国のはずですが、動いている船はなく、海に浮いている船すら見当たりません。
基本的に魔法を使うのはルアンジェだったからか使い魔であるシアンも魔法を使えることを今更ながら思い出した2人(1人と1匹?)であった。
シアンは箒から降り、姿を変え、重力に従って海に落ちていく。
ひゅるるる〜〜っ(シアンが落ちてる音)
キンっ!
シュタッ
シアンはクラーケンの目の前に魔法の足場を作りそこに着地した。
ビュッ
ゴンッ
クラーケンが触手でシアンを叩き落とそうとするがシアンが攻撃を防ぐ。
シアンの隣にルアンジェが並んだ。
ビュッ
ゴンッ
ビュビュッ
ゴゴンッ
クラーケンは数回ルアンジェに攻撃するがバリアで防がれ、クラーケンは拗ねたように身体を小さくした。
後日
海辺
ということでクラーケンと町の人は良好な関係を築いていくことを約束したとさ。めでたしめでたし……?
その後、私たちは別の国のカフェで優雅にティータイムをしている際にとある新聞の記事を読みました。
そこには楽しそうに漁業や貿易をしている町の人々とクラーケンの写真が写ってましたとさ。
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。