突然博士が目を輝かせながら私に言った
〜ショッピングモールにて〜
私は、博士と一緒にお店を回った
私には物欲がないのだ
今まで「あれ欲しい!これ欲しい!」という感情がなかった
ここに来れば少しは欲しいものが見つかるだろうと思っていたけど、見つからなかったので結局何も買わずに帰るのかな…
しょうがない
無理に買うこともないと思うし…。
また来ればいいことの話だよね!
博士の袖を掴んで帰ろうとした瞬間、
ある物が目に入った
ただの服なはずなのになぜか目が離せない
この気持ちはなんなんだろう…
博士は少し悲しそうな表情を浮かべた
〜研究所にて〜
ゴンッ!
バサバサッ!
後ろにタンスがあることに気が付かず、
私は突進してしまい、
タンスの上に置いてあったであろう物が
下に落ちてしまった
落とした方向に目を向けると、
写真立てが落ちてあった
私は写真を見た
そこには、白いワンピースを着た女性と博士らしき人物が写っていた
2人とも幸せそうな表情を浮かべていた













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。