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第15話

スカイピース じんたん
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2019/04/21 06:05 更新
「この前彼氏とディズニー行ったんだよね」

「いいじゃん!ディズニーデート羨ましい〜」




大学で仲良くなったグループで話しながら大学内のカフェにいた



私含めた4人には全員彼氏がいて、
年上だったり社会人だったりとそれぞれ個性がある




「あなたは明日どっか行かないの?記念日でしょ?」




友達にそう聞かれる




「んー、私は多分どこにも……」

「何で?!記念日じゃんね!」

「彼氏忙しいんだよね〜」




そう、
明日は私と彼氏であるじんたんと付き合って1年の記念日



わがままを言えば私もディズニーにデートに行きたいんだけど、
じんたんは大人気YouTuberのスカイピースの1人



ディズニーに行ってバレてしまったら、
YouTube活動にも大きな支障が出てしまうかもしれないからと言い聞かせて諦めていた



はぁ、と小さくため息をついてジュースを一気に飲み干す



その瞬間にケータイのバイブが鳴って、
じんたんから電話がきた




「彼氏から電話あったから、行くね」




友達にそう言って手を振って歩き出す



人気のない場所で電話に出た




「もしもし、じんたん?」

『“もしもし!ごめん、今大丈夫だった?“』

「今大学出ようとしてるとこだよ。どうしたの?」

『“今日撮影早く終わったから、あなたの家行ってもいいかなって“』

「もう撮影終わったの?お疲れ様、全然大丈夫だよ。
じゃあ家で待ってるね」

『“うん、また後で“』




そう言ってじんたんは電話を切った



珍しいな、じんたんが私の家に来るなんて



いつもは私がスカイハウスに行くのに



……ディズニーデートのこと、少しは話してみようかな










自分の家に着いて10分後



玄関のインターホンが鳴った



じんたんかな?



でもじんたんなら私の家の鍵持ってるはずなのにな、まあいいか



玄関を開けたそこには




「……どうしたの?」




スーツを着て薔薇の花束を持ったじんたんがいた



とりあえず家の中に上げる




『はい、これ』




そう言って薔薇の花束を私に渡す



真っ赤で綺麗な薔薇



私が花の中だったら薔薇が好きって、
覚えててくれたのかな



……ってそんなことより!




「どうしたの、スーツなんか着ちゃって」




いつもならラフなパーカーとかで来るのに、
今日はバッチリ決めちゃって




『渡したい物があって』




じんたんはそう言うと、
鞄から中くらいの箱を取り出して私に渡した




『開けてみて』




テーブルの上に置いてそっと開けていく




「待って、嘘でしょ………?」




入っていたのはディズニーのペアチケットと、
小さな箱




『ディズニー行きたがってたでしょ?
明日記念日だし、一緒に行こうよ。
あと………』




じんたんが箱の中に入っていた小さな箱を取り出して、蓋を開ける



中に入っていたのはキラキラと輝く指輪だった




「え?え?う、そ……」

『俺、あなたとずっと一緒にいたい。
あなたにはいつも支えてもらってたし、いっぱい尽くしてもらった。
今度は俺があなたを支える番だから。
あなた、俺と結婚してください』




涙が溢れて止まらない




「……っ、はい」




やっとの声を絞り出した




『やった、やった!!!』




じんたんはぴょんぴょん飛び跳ねると、
私にぎゅっと抱きつく




『明日ディズニーですればよかったんだけど、さすがにそんな勇気なかった……。
でも、その指輪は付けてってね?』

「当たり前だよ、っ」




私はちゅっとじんたんにキスする



じんたんは少し驚いてから、
とびきり甘くて優しいキスを私にくれた



明日は最高の記念日になりそうです





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まぁまぁたん@じんクラ さんのリクエスト「スカイピースのじんたん」でした!



たくさんのリクエストお待ちしております☺️



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