ある日、事務所に向かっていたARKHEはとあるビルの前で立ち止まる。
上から謎の影を感じ、見上げてみれば少女が降ってくる。
タイミング良く受け止める事が出来たものの、少女の意識は無い。
いくら呼びかけても返事はなく、意識が戻る気配もなさそうだった。
今は急ぎ、事務所まで連れていく事にした。
目が覚めると、そこは見知らぬ天井。
私、死ねたの?
他の人の声がして咄嗟に距離を置く。異世界転生してないならなんなの……?
そう聞いて体が強ばる。だって人間は酷い事ばかりするから。
信じていい人間なんかいない。だったら。
思わず魔王様に近寄ると、嬉しい言葉が聞けた。人間なんかといるより、魔王様といる方がよっぽど良い。
魔王様がそういうと、続々と人が入ってきた。
なんだろう……怖い。
社長?て事はここは会社か何かの医務室?
そして私は魔王様達に着いていった。




















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!