クロノアside
翌朝…
薬の作用だろうか。
あっという間に朝を迎えた気がする。
昨日の倦怠感が嘘のようだ。
いつも起きる時間をとっくに過ぎていた。
でもみんなの声は聞こえない。
今日はみんな寝坊かも。
そんなことを考えつつ階段を降りた。
・・
ぺいんとside
部屋に置きっぱだった体温計を使うと、
すっかり平熱まで下がっていた。
これもすぐに薬を飲んで、
十分な休息を取ることができたからだろう。
そんなこんなでゲラゲラと笑いつつ、
トラゾー達は朝ごはんの用意をし
俺としにがみはソファでごろついていた。
その時
どうした?、そう声をかける間もなく
力の抜けたように、床に座り込んだ。
ぺんノア side
こいつ…
高熱のせいだろうか。意識が途切れたようだ。
・
・
・
いつからだろう。
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!