第3話

# 1 I am thou , thou art I
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2025/08/31 11:53 更新





 声が出なかったの。




 




 怖かった、


 手が、身体中が震えた。














 無実だと証言できれば、


 今頃、こんなことにならなかったのに。




















 ただ、






 " お兄ちゃん "を助けたかっただけ。











 だけど私には、



























 誰かを助ける力がない_______________













____________






__________






_______






____



















 ________ガタン、ゴトン、
























雨 宮 蓮
起きたか?
あなた
ん、" お兄ちゃん "……







 私の名は 『 雨宮あなた 』





 隣に座っているのが、



 私の兄 『 雨宮蓮 』






















雨 宮 蓮
ぐっすりだったな( 笑
あなた
昨日、寝れなかった……
雨 宮 蓮
二度寝するか?
あなた
ううん、もういいかな。










 兄 蓮は16歳の高校二年生。



 妹 あなたは15歳の高校一年生。








 いわゆる" 年子兄妹 "だ。
























 ある日。




 雨宮蓮は、

 男に絡まれている女性を助けようとした結果。





 男に傷害の濡れ衣を着せられ、



 " 保護観察処分 "となってしまい







 兄妹セットで、



 地元の高校を退学処分にされてしまった。
















 この事件が冷めるまで


 郷里を離れるしかなくなり、




 私たちは上京し

 「 私立秀尽学園高校 」へ転入することになった。












 そして、




 東京の四軒茶屋にある


 両親の知人の知り合いである






 " 佐倉惣治郎 "が経営する


 喫茶店「 ルブラン 」の屋根裏に



 居候しながら学生生活を送ることになった。


















 〈〈 次は、渋谷駅渋谷駅。

   お降りのお客様は_______























雨 宮 蓮
降りるぞ。
あなた
手、
雨 宮 蓮
ふっ、分かってる。







 手を繋ぎ


 私たちは渋谷駅で降りた。










 改札を抜けると、

 地元とは比べ物にならないほどの景色。























あなた
人酔いしそ、……
雨 宮 蓮
大丈夫か?抱っこするか?
あなた
ううん、人がいっぱいいる中はやだ。
雨 宮 蓮
無理するなよ?
あなた
うん、








 喫茶店「ルブラン」へのナビを起動させると、




 雨宮は少し驚いた。










 それに気づいたあなたは、


 少し背伸びをして



 兄のスマホを覗く。

























あなた
何これ、





 画面には



 目が中心として描かれたアプリ。








 そのアプリは


 急に拡大し、














 私たちの周りの時が止まった。

























あなた
な、なに……



 _________ギュッ、




 あなたは蓮の裾を

 強く握る。


















 


雨 宮 蓮
大丈夫だ、俺がいる。





 あなたの背中に手を回し、


 自身の方へ引き寄せる。













 二人して辺りを見渡すと、



 少し向こうに

 青い炎が目に入った。








 しばらく見ていると、

 炎は擬人化し






 私たちをみて

 不気味に微笑んだ。


























あなた
ひっ、!
雨 宮 蓮
大丈夫だ、あれは見るな。





 横に立っていたあなたを


 正面に誘導させ、






 自身の胸に押しつけた。

















 すると、


 青い炎は消え去り





 時もまた動き出した。
















 蓮はすぐさま


 アプリをアンインストールした。


























雨 宮 蓮
もう終わった、アプリも消した。
あなた
ありがと、
雨 宮 蓮
行こう。
あなた
うん。








______




______








 四軒茶屋













 警察の方や街の方に聞き


 喫茶店「ルブラン」に着いた。















 ________ガチャ

















佐 倉 惣 治 郎
…?あぁ、そうか
佐 倉 惣 治 郎
今日って言ってたな。




 女の顔以外、すぐ忘れちまう。













 


佐 倉 惣 治 郎
だから、お前は覚えてるぞ。
あなた
…?



雨 宮 蓮
……( グイッ






 蓮は黙りながら、


 牽制するようにあなたを引き寄せる。




















佐 倉 惣 治 郎
そういう意味じゃねーよ。
佐 倉 惣 治 郎
独占欲、強ェんだな?( 笑





 男はキッチンから出て、



 兄妹の前に立つ。




















佐 倉 惣 治 郎
お前が例のあれか?


雨 宮 蓮
雨宮蓮です。お世話になります。
あなた
妹のあなたです。よろしくお願いします。



 兄妹は男に礼をする。













佐 倉 惣 治 郎
はぁぁ、どんな悪ガキが来るかと思ったら
佐 倉 惣 治 郎
お前がねぇ?



佐 倉 惣 治 郎
" 佐倉惣治郎 "だ。
佐 倉 惣 治 郎
うちの客とお前の親が知り合いで、まぁいいか




 着いてこい。













 そう言われ、


 私たちは佐倉惣治郎という男について行った。





















 ________かちっ










 連れてこられた場所は

 屋根裏部屋。




 にしては、広い部屋だ。























佐 倉 惣 治 郎
お前らの部屋だ。
佐 倉 惣 治 郎
お前らの年頃で、同じ部屋はきついかと思うが





雨 宮 蓮
構いません。( 即答

佐 倉 惣 治 郎
……だと思ったよ。




 寝床のシーツくらいはくれてやるよ。





 後は、

 自分で片付けろ。





















佐 倉 惣 治 郎
一応、事情は聞いてるよ。
佐 倉 惣 治 郎
傷害罪か、





 " 人は見かけによらないな "。
















雨 宮 蓮
…!!
雨 宮 蓮
違います!俺は、ただ!
 
佐 倉 惣 治 郎
お前の言い分は聞かねぇ。
 


 聞くつもりもねぇ、


 深入りしたくねぇからな。







 で、前歴がついたお前と


 その妹は、晴れて地元の高校を退学。














 裁判所の判決で、





 転校転居を迫られ

 両親もそれを承諾。







 要は、厄介払いされて


 ここに来たわけだ。












 店で余計なことは言うなよ?


 これでも、客商売なんでな。









 しばらく一年はここで暮らせ。 





 何も起こさなきゃ、観察も解ける。



















雨 宮 蓮
観察?
あなた
" 保護観察機関 "のこと。
あなた
来年の春までって、言われたでしょ?
雨 宮 蓮
そうだったな。







佐 倉 惣 治 郎
そこの嬢ちゃんの言う通り。
佐 倉 惣 治 郎
だから、一年預かる約束なんだろ?




 明日、" 秀尽 "に行くぞ。




 「 秀尽学園高校 」








 先生方に挨拶参りだ。





 お前みたいなのが編入できるとこ


 早々ねぇんだからよ。

























雨 宮 蓮
はい。


佐 倉 惣 治 郎
てか、なんで嬢ちゃんまでここに来たんだ?
佐 倉 惣 治 郎
お前は、何もしてないだろ?





あなた
……私もあの現場にいた人物だから。
佐 倉 惣 治 郎
……要するに、兄と離れたくなかったんだな。
あなた
…なんで、
佐 倉 惣 治 郎
お見通しさ。










 そう言って、


 佐倉惣治郎は下に降りた。






















雨 宮 蓮
風呂、先入るか?
あなた
ご飯。
雨 宮 蓮
分かった。






 屋根裏部屋での生活。



 悪くないかも。














_________


































 名前⇢⇢⇢雨宮あなた



 年齢⇢⇢⇢15歳 高1





 身長⇢⇢⇢165cm


 体重⇢⇢⇢55kg





 誕生日⇢⇢⇢11月29日



 雨宮蓮の誕生日に正確な情報がないため、

 雨宮蓮の誕生日は、11月30日にします。










 好きな〇〇⇢⇢⇢雨宮蓮 兄を大切にしてくれる人 ご飯



 嫌いな〇〇⇢⇢⇢兄を侮辱 嫌う人 極悪人 美味しくない食べ物

































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