第12話

御茶会議(妹制作)
1,500
2020/07/25 16:12
こしょう
こしょう
どうも、初めまして。
こしょう
こしょう
妹のこしょうと申します。
こしょう
こしょう
まずは注意事項からです
注意事項
①chapter等のネタバレを含みます。
②全て私の想像です。
③私こしょうはこの小説が初です。下手です。
お願い
本当はこの小説、漫画にする予定だったのですが、私の才能では出来ないので
作ってみたいって方は作ってみて下さいヾ(⌒(_'ω' )_
こしょう
こしょう
それでもいいよって方はどうぞ、ごゆっくりご堪能下さい。
✂――――――キリトリ――――――✂
【とある一家の御茶会議】作詞、作曲、編曲 くるりんご様
ぜんいちside
???
???
けて……ぜんいち……たす、け……
ぜんいち
ぜんいち
!?
僕は深く深い奇妙で、苦い思い出の悪夢から覚めた。
ぜんいち
ぜんいち
ハッ……ハッ……
忙しない呼吸をしながら頬を伝う汗。
気分がいいとはとても言えなかった。
ぜんいち
ぜんいち
……なんで、あの時の夢を見るんだろ……
ずっと。
誰かが思い描き作り上げた名作が、僕の頭で巡り続ける。
ぜんいち
ぜんいち
……な感じの事があってね……
マロンくん
マロンくん
……ぜんいち君……
ぜんいち
ぜんいち
あぁ、心配しなくても大丈夫だよ?
誰よりも優しいアプリコットティー。マロン君
ぜんいち
ぜんいち
大丈夫だよ(笑)
もう誰も”彼”も傷付けたりだなんてしないからさ。
マロンくん
マロンくん
……
そんなに気まずそうにしないで。
そう思いながら僕は角砂糖を三つカップに入れ、くるくると中身を掻き回す。
安心した。
ぜんいち
ぜんいち
(世界は今日も、廻ってるんだな……)
僕は、ケーキも好きだし、マロン君の事も大好き。
もし、銀のさじでソーサー叩いて古代魚と海の底の遺跡まで行けたら……
そんな妄想が膨らんだが、すぐに打ち消した。
ぜんいち
ぜんいち
ねぇアプリコットティー。マロン君
マロンくん
マロンくん
‪Σ( ˙꒳​˙ ;)
ど、どうしたのぜんいち君……
ぜんいち
ぜんいち
僕の事、嫌いになった?
アプリコットティーマロン君は「え」と零してから口を噤んでしまった。
やっぱり、嫌いにさせてしまったかな……
って思ってた。
急に頭から温かな温もりを感じる。
これは-手だ。
マロン君の小さな手から温かな温もりを感じる。
撫でられているのか?
嫌いにさせてしまった筈なのに-
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
シルバside
今日はぜんいちに呼び出された。
話したい事があるとか何とか。
まっ、結局謎なんだけどな。
ぜんいちの家のドアをゆっくり開いた。
ギイィと奇妙な音を立てながら開いた。
待ち合わせ場所に行くと、ぜんまいとぜんいちの姿があった。
ぜんいち
ぜんいち
あっ、シルバ。来てくれたんだ。
シルバ
シルバ
あぁ、何の話か気になってさ。
シルバ
シルバ
ぜんまいも同じ理由か?
ぜんまい
ぜんまい
基本そうだな〜
シルバ
シルバ
……
ぜんいち
ぜんいち
シルバ、空いてるロッキングチェアに座っていいよ。
それ、シルバの席だから。と言いながらぜんいちは力無く笑う。
これは、シルバの分の茶菓子だよ。なんて言ってお菓子を差し出してきた。
ぜんまいさんは自分の分の奴をもう食べてる。
そっと年季の入ってそうなロッキングチェアに腰掛けた。
床に足が付かず、あまり気分がいいとはとても言えない。
ぜんいち
ぜんいち
……でね、今日こんな事があって……
シルバ
シルバ
……なぁぜんいち、その……
ぜんいち
ぜんいち

あぁ、心配してくれるの?
反抗モードのレモンキャンディー。シルバとぜんまいさん
呼ぶ時の声が、自分達の名を呼ぶ時とはまた違う、そんな声だった。
ぜんいち
ぜんいち
大丈夫だよ。
もう誰も彼も陥れたりだなんてしないから。
そんな事を言ってぜんいちは自分のコップの中に角砂糖4つ入れ、くるくる回した。
安心したんだろうな。そんな感じがした。
俺はケーキも好きだし、ぜんいちも好きだ。ぜんまいだって同じの筈。
金のフォークをカチカチと鳴らしたら片目が割れた人形と踊る……
そんなことは有り得やしないけどな。
ぜんいち
ぜんいち
……ねぇ、2人とも
二人
ぜんいち
ぜんいち
僕の事、嫌いになった……?
シルバ
シルバ
……は?
ぜんまい
ぜんまい
……
何を言っているんだ。あいつは。
嫌いになんて、なる訳ないだろ。
でも、そんな言葉が喉に詰まって伝えられない。なら-
シルバ
シルバ
(´-ι_-`)ふっ
ぜんまい
ぜんまい
ははっ……
鼻で笑ってそれを伝える事しか出来ない。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
ぜんいちside
2人だけしか居ない部屋の中で、ズズっと、紅茶を啜る音だけが鳴り響く。
今日の、最後のお客さんだ。
ぜんいち
ぜんいち
……でね、こんな事があってね……
キャリーちゃん
キャリーちゃん
……ぜんいち……
ぜんいち
ぜんいち
あぁ、心配要らないよ。
清く正しいブルーベリージャム。キャリー
ぜんいち
ぜんいち
大丈夫だよ。もう誰も彼も恨んだり、呪ったりなんてしないからさ。
キャリーちゃん
キャリーちゃん
……そう
沈黙を打ち消すかのようにキャリーは紅茶を啜る。
僕はその反応が気になりつつも、自分のコップに角砂糖5つを入れる。
ぜんいち
ぜんいち
……(良かった……)
世界は今日も、廻ってる。
僕はケーキも、キャリーも大好き。
金のナイフをふわりかざせば無重力になって、銀河連れて散って巻いて……
……なんて、実際に起こることじゃない。そんなもの、フィクションさ。
ぜんいち
ぜんいち
……ねぇ、キャリー。
キャリーちゃん
キャリーちゃん
……何?
ぜんいち
ぜんいち
僕の事、嫌いになった?
キャリーは少し驚いた後安心しきった顔でため息つかれた。
その後で
キャリーちゃん
キャリーちゃん
……ふふっ
と微笑まれた。
何故微笑まれたのか少し考えて分かってしまった。
我知らず赤面してしまった。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
マイッキーside
マイッキー
マイッキー
ふんふふーん♪
今から外に行ってぜんまいさんと遊ぶんだ〜!
本当はぜんいちとも遊ぼうと思ったんだけど、何か用事があるみたい……
椅子に座ったままのぜんいちの横を通り過ぎようとしたら-
ぜんいちは自分のコップの中に角砂糖を6つをドボドボと入れて啜ってしまった。
僕は目を丸くした後、注意した。
マイッキー
マイッキー
駄目だよぜんいちきゅん!!
ぜんいち
ぜんいち
うわっ!?マイッキー……!?
ぜんいちが驚いた反響でぜんいちが持っていたコップが落ち、中身が零れた。
マイッキー
マイッキー
そんなに角砂糖入れちゃったら、身体に悪いよ!!
ぜんいち
ぜんいち
!!
ぜんいち
ぜんいち
……ふふっ、ありがとっ!気を付けるね!
家主ぜんいちは心底幸せそうに笑った。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
こしょう
こしょう
はい、いかがでしたでしょうか?
こしょう
こしょう
初めてにしては頑張った方だとは思います。
こしょう
こしょう
もしかしたら次もこの様にまた書くかもしれません。
こしょう
こしょう
その時もよろしくお願いします。
こしょう
こしょう
私のTwitterもどうぞご贔屓に。
❦ℯꫛᎴ❧

プリ小説オーディオドラマ