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第1話

#1【1996】
281
2024/12/05 09:38 更新

1996年9月1日





トランクにローブ、セーター、教科書、羽ペン、杖......

必要なものを入れて下へ降りた


ホグワーツ特急は11:00に出発するため、

10:30にキングズクロス駅で
ハリー、ロン、ハーマイオニーと待ち合わせしている



(なまえ)
あなた
大変、後30分しかない!



父はマグルで母は魔女

しかし母は私のことには一切興味がなく、
父は言葉にはしないものの、母と私を怖がっている




7歳下の弟だけが私のことを慕ってくれているが、

今やその弟は叔母さんの元へ預けられてしまった



こんな家庭環境にしては、
我ながらよくここまで明るい性格に育ったなと思う




(なまえ)
あなた
行ってきます!


もちろん返事はない


私はトランクと
ホグワーツに入学した時からずっと一緒の
フクロウの籠を台車に乗せて

キングズクロス駅へ向かった









-キングズクロス駅-



Hermione
Hermione
あなた!こっちよ!
(なまえ)
あなた
ハーマイオニー!


着くのがギリギリになってしまったため、

3人はすでに待ち合わせ場所に来ていた



(なまえ)
あなた
みんな遅れてごめんなさい、
気付いたらあと30分しかなかったのよ
Harry
Harry
あなたのその言い訳聞くのもう何回目かな?笑
Ron
Ron
30...いや50回は聞いたな笑
(なまえ)
あなた
今度からは違う言い訳を考えておくわ
Hermione
Hermione
そういう問題なの?笑
Hermione
Hermione
それにロン、あなたは私達がいなかったらあなたと同類よ
Ron
Ron
そんなことないさ
な、ハリー?
Harry
Harry
さあ、どうかな笑



1人ずつ9と4分の3番線に続く壁を通って
プラットホームに到着し、

ホグワーツ特急に乗り込んだ



(なまえ)
あなた
どこかに空いているコンパートメントあるかな
Hermione
Hermione
もう少し奥まで行ってみましょう




奥まで進もうとすると、
突然近くのコンパートメントのドアが開いた



(なまえ)
あなた
わ、ドラコ
Draco
Draco
なんだ、あなた
(なまえ)
あなた
急に開けたらびっくりするじゃない
Draco
Draco
だからなんだ?
(なまえ)
あなた
はぁ....もう行きましょ


ドラコは何か言いかけたけれど、
またコンパートメントの中へ入ってしまった


Ron
Ron
あいつ、何で扉開けたんだ?
Hermione
Hermione
さぁ....あなたと話したかったんじゃない?
Harry
Harry
2人、仲良いよね
(なまえ)
あなた
昔にちょっと親交があっただけよ



空いているコンパートメントを見つけ、

私とハリー、ロンとハーマイオニーで
向かい合わせに座った


ハーマイオニーは座ってすぐに
ロンが家から持ってきた日刊預言者新聞を読み始めた



(なまえ)
あなた
何か面白い記事はある?
Hermione
Hermione
行方不明の情報ばかりだわ
(なまえ)
あなた
デスイーターね....


少し空気が重くなった




ロンが気まずそうに咳払いをしてから、
日刊預言者新聞を覗き込んだ


Ron
Ron
わ、これ見ろよ
逆転時計タイムターナー盗難か」だってさ
Hermione
Hermione
え?!
(なまえ)
あなた
ちょっと、ロン!どこに書いてあるの!


ロンが指さす場所を見てみると
確かにそう書いてあった


Harry
Harry
なんでこんなに小さく書いてあるんだろう
(なまえ)
あなた
そうよ、一大事じゃない!!
Ron
Ron
え?なに?「逆転時計タイムターナー」ってなに?!
パパが何か言ってたかな.....
Hermione
Hermione
ちょっと!今読んでるから静かにして!!



 今日未明、魔法省の管理下にある逆転時計タイムターナーが、
"一時的に盗まれた"という証言があった。
管理を担当していた役人によれば、突然黒い煙に包まれて逆転時計タイムターナーが盗まれたように見えたが、
次の瞬間には元通りの場所に置いてあり、黒い煙も消えていたという。
この事件に対してコーネリウス・ファッジ魔法大臣は
「現在魔法省の元にある逆転時計タイムターナーは間違いなく本物であり、管理人は身内が行方不明になったことへのショックから、精神状態が不安定であっただけである。」と供述している。




(なまえ)
あなた
これ、ファッジが事を荒げたくないだけじゃないの?
Hermione
Hermione
きっと魔法省が圧をかけたのね、
でなきゃこんなに小さく載せるはずないわ
Harry
Harry
逆転時計タイムターナーが盗まれるなんて、相当まずいよ。もしもヴォルデモートの手に渡ったら.....



みんな...(ロン以外は)考えていることは同じだった


もしも、ヴォルデモートの手に渡ったら、
ハリーが、存在しなくなってしまう可能性だってある


Ron
Ron
ねぇ、お願いだから僕にも教えてよ


ロンを見かねたハーマイオニーは
トランクの中から本を一冊取り出し、
逆転時計タイムターナーのことが書いてあるページを開いて押し付けた



本からひらりと1枚のメモが私の足元に落ちた

拾い上げてハーマイオニーに渡そうとしたけど、
記事に集中していたので
後で渡すためにポケットに入れた




Ron
Ron
あ、ありがとう.....
(なまえ)
あなた
ちょっと、トイレに行ってくる


昔、逆転時計タイムターナーを過去を変えるために使った魔法使いがいて、それによって何人もの人が存在しなくなってしまったという事件があった。

もし、今回もそんなことが起こったら....






考えながら歩いていると、
突然目の前が黒い煙に覆われ、
首に金属のチェーンのようなものが触れる感覚があった



(なまえ)
あなた
あなた....だれ、離して、!

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