何も出来ない自分にイライラする。
なぜ自分は何も出来ないのか。
あの日の夜。凛の部屋から何かが割れる音がした。
普通にビビるし心配なので駆けつけると
写真立てやトロフィーなどが倒れていて、ガラスが散乱していた。なぜ。認められた証なのに。
凛は冴にしか興味が無いからなのか。
他人の評価なんて求めていないのか。
胸ぐら掴まれた。とてもじゃないけど
可愛い声は出なかった。
急に手が離されたから床にガラスがあるのに
かわせず手をついてしまう。
あぁ、理由を聞いたところで何も出来ない。
なぜ自分はこんなにも無力なのか。
イライラする。凛にも、自分にも












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。