〈じゃぱぱ視点〉
俺が扉を開き、姿を現せばどぬが駆け寄ってくる
頭を悩まして壁にぶつかってしまった
一冊の本に手が触れた瞬間 カチッと音がした
ガコンッ
声を上げたのも束の間、足元の床が抜ける
どぬが伸ばす手を取ろうとするが、するりと抜け体が重力に逆らえずに 落ちていった
〈どぬく視点〉
俺はガコンッと扉が閉まる様子を呆然と見ることしかできなかった
伸ばした手が届かなかった
仲間を失っちゃう...
もう一度じゃっぴが押したと思われる本を押してみたけど、何も起こらなかった
ヒロくんの発した言葉に瞬時に反応する
子供の頃みんなでよく遊んだ子供部屋…
そして、もふくんも迷い込んだことがある…
それならじゃっぴの居場所分かるかもしれない!
ー子供部屋ー
久々にここに来た!
ヒロくんの家に来るのもいつぶりだろ?
…ってそんなこと考えてる場合じゃない!
びっくりしたぁ…
足音が全くしなかったんだけど…!?
うわぁ…笑
ヒロくんが引くのもわかる
国王陛下の親バカぐあいは相変わらずだな…
もふくんが、俺たちが今一番知りたいことを国王陛下に尋ねる
おっとここで、ヒロくんからの一万ダメージ!
ほんとに大丈夫かなぁ…
《裏話》
ヒロくんが国王陛下のことを「お父様」と呼ばず、「お父さん」と呼ぶのはのは、
「お父様」だと息子と距離を感じるから「お父さん」と呼んで欲しいと駄々をこねたそう
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!