丈side
はぁ……どれくらい引きこもってんのやろ…
なんか、空気もくっさ…
大吾は窓を開け換気をする
大「窓開けたら気持ちええ空気入ってくるで」
大吾は1時間かけて掃除をし
運良く翌日がゴミ出しの日のため
ごみ捨て場まで捨ててくる
大「ほんまはよくないけど
捨てれるゴミ捨ててきたからな
もう少し換気してくるな
外少し寒いけど
ええ天気やねんで?」
丈side
ん、そりゃ外に出たい気持ちは何となくあるなぁ……
スマホ触ったりはしてるけどな
え、これ……
丈「ふふッ」
思わず大吾から送られてきた変顔に吹き出してしまった
大「なぁ?一緒にお風呂入らへん?
用意してくるなぁ」
丈side
えー……風呂入るん?
俺、ずっと入ってないから臭いで?
むっちゃむんと臭うと思うで?
大「お風呂わきましたよー?
丈ー?入ろー?
俺も汗だくで汚いねん」
んん、……
丈「…」
ドアの隙間から少し覗いて見た
大「捕まえた!!お風呂行こ!!」
隙間から腕をはいられドアを開けぎゅっと抱きしめられあの俺の大好きな大吾の笑顔を久しぶりにみた
なんでかすげー安心した……
やっぱり好きな人って効果えぐい
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!