喧嘩中だとはいえ、言ってはいけない言葉だと分かっているけど、イライラが収まらなくてあなたに八つ当たりしてしまう。
と言ってた、教室に入ってしまうあなた。
蛍くんはお弁当を断ったから、売店でパンを買って教室で食べる。
流石に頭が冷えて、
と凄く後悔して、謝るタイミングを伺ってたら、
と、すでにお弁当を食べ終えたあなたの前の席のモブ君があなたに絡んでるのをみて、凄くモヤモヤする蛍くん。
そう言って、蛍くんに作ってきたはずのお弁当を他の男に譲るあなた。
まさか他の男にあげるとは思ってなかったし、ずっと自分の為に作ってくれていたお弁当だから、彼氏の自分にしかわからない味で、優越感もあったし、密かに独占欲もあったから、目の前のやりとりを見て凄くイライラする蛍くん。
これは嫌だと危機を感じ、
と今まさに食べようとお箸をご飯に伸ばしていたモブ君の手首を掴みんで、そう言う蛍くん。
とネチネチ文句を並べる蛍くん。
え?と思っているあなたをよそに、
モブ君は、
と、向こうに行ってしまった。
と言い、いつのまにか、お弁当を食べている蛍くん。
と言うあなたに、
と微笑み、
といつもは言ってくれない一言にあなたは嬉しくなって、仲直りする。
おしまい
リクエスト待ってます。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。