第4話

3.暖かい朝
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2023/01/05 15:34 更新
しるこside 
朝起きたら、あなたのニックネームちゃんが目の前にいた。

あなたのニックネームちゃんはびっくりしたみたいで、起きた俺に飛び退いてた。
しるこ
あはは、びっくりしちゃった?ごめんね。起こしにきてくれたの?
あなた
う、うん。はこ兄が、あさごはんできたからよんできてって…
しるこ
そっか。じゃあ一緒に行こう
あなた
うん
ベッドから降りてあなたのニックネームちゃんの手をつなぐ。

同年代のそれより小さいだろうその手が暖かく、いとおしく感じる。
あなた
しる兄、手、つめたいね
しるこ
ん~?そう?あなたのニックネームちゃんの手はあったかいねぇ
俺がそう言うとあなたのニックネームちゃんは照れたように赤くなった。え、かわい…

うん、どうやら俺たちの妹は天使のようだ。


リビングに着くと、もう皆集まっていた。
じらいちゃん
しるこさんおはじらぁ~!いちばん最後だよ!
しるこ
うへぇ、まじかぁ
はこたろー
おはよう、兄さん
あなたの下の名前ちゃん、呼んできてくれてありがとね
あなたのニックネームちゃんがまだ赤い顔のまま嬉しそうにこくりと頷いた。

場が暖かい雰囲気に包まれる。やっぱ天使だわ。
はこたろー
はいはい、皆あなたの下の名前ちゃんが可愛いのは分かるけど、朝ご飯ですから。戻ってきてくださいねー
はこたろーの声に全員が我に返る。

そして、あなたのニックネームちゃんを交えての朝ご飯の時間となった。


いつ決まったか、ご飯は何もない限り皆で揃って食べるのがルールになった。

理由は忘れたが、普段からソロ活動が多いみんべんさんも交えて雑談したりできる時間だからかもしれない。

でも、あなたのニックネームちゃんはそれが不思議だったみたいで、昨日は椅子に座っただけで何もしようとしないから俺らで説明した。

今日は何も言われずにちゃんとご飯を食べている。怒るから言わないけど、作った本人(はこたろー)がいちばん嬉しそうだ。






じらいちゃん
そう言えば、あなたのニックネームちゃんのこと、びんとろ民さんたちに言うの?
ご飯のあと、じらいちゃんが聞いてきた。
しるこ
こうして暮らす以上は言わなきゃいけないと思う。動画ならまだいいけど、配信のときあなたのニックネームちゃんが来て、びんとろ民の皆に変な誤解を与えるようなことしたくないしね
はこたろー
でも、あなたの下の名前ちゃんの情報は必要最低限にしてください。あくまであなたの下の名前ちゃんは一般人。SNS等にあなたの下の名前ちゃんの情報をアップするときは僕の確認を受けてからです
a1857
そうだねぇ。となると、当分全員での配信はできないかな?
ミントス
そっすね。落ち着くまでは控えますか
あなた
どう、が?はい、しん…?
Quartet
ああ、あなたの下の名前にはまだ難しいかな
俺ら、皆でYouTubeやってんだ。あ、YouTube分からんか
あなた
ゆ、ゆーちゅーぶ??
あなたのニックネームちゃんが混乱してる…。これ以上はあなたのニックネームちゃんの前で話さないほうがいいかも。
しるこ
取り敢えず、諸々の方針を後でまとめて決めようか。はなちゃんたちにも話さないといけないし
はこたろー
そうだね
しるこ
じゃあ今日は解散!
じらいちゃん
解散ってwゆうてこの家の中じゃん
皆笑いながら自分の部屋やそれぞれの仕事に戻っていく。

あなたのニックネームちゃんははこたろーに引っ付いたまんまだから大丈夫だろう。

さて、俺もはなちゃんに連絡いれようかな。

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