第30話

{第29話}
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2026/01/07 09:24 更新
あれは確か…10年前のこと



お母さんとキョウカ達は過去と未来、どちらにも行けるタイムマシンを作っていた。
その時、私はまだ7歳だった



いつものようにお母さんとキョウカのいる仕事場に
遊びに行った。
他の作業員に「危ないから」と止められながらも
お母さんの元へ走った

お母さんは私の声に気付くと、困ったような顔をするけどすぐ手袋を外して私を抱きしめてくれた。
そうしていると、誰かが私をお母さんから引き離した

薄い茶髪をした一つ年上のお姉ちゃん

ウルファだ

ウルファは私をお母さんから離すと、嫉妬したように
頬を膨らましてお母さんに抱きついた。
私はすぐ駄々をこねてウルファを叩く
だけどウルファは全く気にせずに抱きついていた。
そんな様子を見てお母さんはウルファを抱きしめながら、私に近付いて「お仕事が終わったらまたいっぱい抱きしめてあげる」と言って頭を撫でてくれた。
私はすっかり機嫌を良くして喜んだ
ウルファはそれを見てもっと頬を膨らませていたけど


もうすぐ仕事が終わる時間帯になり、私は駆け足で
お母さんの部屋に向かった。
少し背伸びをしながらドアを開ける

だけど部屋にお母さんはいなかった
トイレに行ったのかなとか、まだ仕事中かなとか子供なりにいろいろ考えて走り回った。
仕事場にもいなくて、私は最後の部屋のドアを開けた

いた。
でも…お母さんだけじゃなかった
社長とかいう人とキョウカがいた。
なんだか揉めていたようで3人の顔はすごく曇っており、強ばっていた。
そして社長は私を見るなりこう言った

『契約が受け入れられないのなら、お前の娘を殺す』


娘とは私のことだった。
しかし私はまだ7歳と幼く、社長が何を言っているのか、契約とは何なのか分からなかったが、お母さんが一瞬で顔を引きつらせ何か叫んだ時、私はこの2人は悪者なんだと気付いた。
私はお母さんに抱きついて「逃げようよ」と腕を引っ張った。
立ったまま見下ろしてくる2人の姿が怖かったのと、お母さんが可哀想だったから
するとお母さんは急に涙を流しながら私をしっかりと抱きしめた。
10秒ほど抱きしめた後、お母さんは顔を上げ2人を
見つめながら言った。


……が、
私はその言葉を忘れてしまった


お母さんの言葉を聞いたキョウカが一瞬目を細めた。



パァンッッ"!!!

ドサ…


突然の大きな音
私は半泣きでお母さんに抱きついた。
でも、お母さんは抱きしめ返してこなかった
お母さんを呼ぶけど返事が無い

変な生暖かいものがじゅくじゅくと手に付いた。
キョウカが私からお母さんを引き剥がそうとするから私は必死で抵抗した。
社長とかいうやつはなにやら電話をしていて、興味が無さそうだった
私は泣き叫びながらお母さんを呼んでた。

すると、廊下の方から慌ただしい足音が聞こえてきたんだ
激しくドアを開けて入ってきたのは


シェルだった。
私はシェルに抱き抱えられながら外に出た。
外にはなぜかウルファがいてもうシェルとは打ち解けているようだった
そして私とウルファはもうお母さんには会うことはなく、3人で逃げて違うタイムマシン制作・研究を続けてきた。
ってわけ…


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読みにくくてすみません🙇🏻‍♀️💦

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