こいつ（萌）と二人きり。

口を開いたかと思えば一言目がディスりとか性格悪すぎだろ

そう思ったのも束の間、

と言って私の腹部に刃物を突き刺してきた。

真逆刺されるとは思ってもいなくてその場で倒れ、

そんな声に苛立ちを覚えながらも意識を手放した。

目を覚ますと見慣れない天井。

すると急にちくっ、と体に痛みが走り、痛みの方へ目を移すとそこには大量の管があった。

小さくそう呟くと隣の方で声がした。

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