第93話

8月15日 .
1,234
2025/08/15 11:51 更新



















     この世界は残酷だ 。
     " 戦争 " というモノが私達を苦しめる 。
戦争をして良かったモノは何一つ見つからない 。
     大切な人を失い 、家を失い 、権利まで失われる 。
そんなものは糞だって分かっている 。
     こんなものが起きてはいけないんだ 。
自分でも理解している 。ただ …
     世間はそんなに優しくない 。
やりたく無くてもやらなくてはいけないのだ 。






















︎ .
 あ 、日帝さん 。
こんにちは 。


🇯🇵☀️
 嗚呼 。
こんにちは 。


     彼女は食堂の娘だった 。
「 町の看板娘 」その言葉がしっくりきた 。
     私は密かに 、彼女に恋をしていた 。


︎ .
 今日は天気が良いですね 。
お気を付けて 。


🇯🇵☀️
 有難う 。
御前も気を付けろよ 。


︎ .
 勿論ですよ ! 
大丈夫です 。


🇯🇵☀️
 … そうか 、
じゃ 、行ってくるな 。


︎ .
 はい 。
ご武運を 。


     彼女とはこうやって毎日話している 。
少しの会話だが 、私はそれが楽しかった 。
     私は自然と彼女に笑顔を見せる様になっていた 。




















     戦場は 、多岐に渡る地域で厳しい戦争が繰り広げ
られている 。
周りが敵だらけのこの大日本帝国は 、
戦況も厳しかった 。
     過酷な気候 、ジャングル戦や島嶼戦の困難さ 。
それに加え 、民間人の巻き添えや
戦争犯罪も多かった 。
     誰もこの大日本帝国で生きたいと思わないだろう 。
私は思わなかった 。
こんな国 、嫌だと思った 。
     けど 、私はこの国で一番偉い立場に居る者 。
     この過酷な状況を乗り越える為には 、
戦争するしかなかった 。


🇯🇵☀️
 ……… 

     資源が減り 、食料も減り 、人口も減っていく日々 。
沢山の国民からブーイングを貰って 、
眠れない毎日 。
     こんなのもう 、耐えられない 。



















     東京大空襲 、原爆投下 。
それを聞いた瞬間に私は絶望した 。
     また沢山の人を失った 。


🇯🇵☀️
 もう 、
辞めてくれ …


︎ .
 ……… 



     これ以上大切な人達を私から奪わないでくれ 。


🇯🇵☀️
 ああああああ … 


     こんなのもう嫌だ 。


🇯🇵☀️
 … ッ 、


     辞めてくれ 。


🇯🇵☀️
 いかないで 、


     私は何故生まれてきた ? 


🇯🇵☀️
 何故だ … 
何故私から奪う … ?


     私を殺してくれ … 


🇯🇵☀️
 死なせてくれ … 








































                      戦争なんてもうやりたくない 。




































     8月15日 . 






















主
 8月15日 … 
主
 終戦ですね 、
主
 この小説作ってて
凄く心が痛みました 。
主
 戦争は人を傷つけるだけじゃなく 、
色々な物を傷つける 。
主
 こんなことはもう二度と
起こってはいけません 。
主
 最後まで読んで下さり 
有難う御座いました 。
主
 では ! ばぁーい ! 

プリ小説オーディオドラマ