魔法局───
「イノセント・ゼロに連れ去られ、街も学校も魔法局も私のことで持ち切りでしょう。対応に追われていることを感じます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。たくさんの方を巻き込み、苦しませたことを深くお詫び申し上げます。」
「ですが、私は生きています。必ず、皆さんのところに戻ることをこの手紙に記します。」
「イノセント・ゼロの目的は私の心臓かマッシュの心臓を手に入れ、神になることです。神の子である私はまだ、未熟です。ですが、完全な状態になれば、彼は私の心臓を奪うことでしょう。」
「おそらく、皆さんはこちらに来るつもりでしょう。イノセント・ゼロも月食の時と共に皆さんの目の前に現れます。苦しい戦いになります。無理はしないでください。皆さんが、住民を守りたい気持ちを尊重したいですが、危険なことに身を投げないで欲しい気持ちが勝っています。」
「では、最後に...........」
感情を表に出さない、レインが涙目になっていた
「私は皆さんに会えたことを誇りに思っています。時に笑い、時に苦しみ、時に怒る、そんな当たり前なことが今思うと寂しいです。当たり前に私の隣にいる、みんなが当たり前に私の目の前にいる、みんなが当たり前に私を気にかけてくれるみんなが居ないことが不思議です。」
「ずっとあり続ける日常は、消され、取り戻せるか分からない状況になりました。絶望をし、挫折をする寸前です。けど、皆さんと過ごした日々を思い出すと、諦めたくないっとそう思います。だから、私は何としてでも皆さんの元に帰ります。」
「まだ、私に伝えたいことを伝えてない人がいるから...........」
「また、皆さんと過ごせる日々が戻るために.........」
「By.あなた」
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹
見てねっ!













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。