七限目。
それは地獄の始まりだった。
柊人がそう先導するとみんな目を瞑った...のかはわからないが、机に顔を伏せた。
皆が伏せたのを見て、私も机に顔を伏せてみた。
投票数が多かったのはツルギとハジメだった。
誰彼構わず交際しているのだから怪しまれるのも納得なのだが、幼馴染が怪しまれている状況は胸が痛んだ。
発言したのは青内晴馬。
賢い人だったと記憶している。
男子バスケ部だったと思う。
青内くんがいうには「転校するのバレたくなかったから伏せてたけど、俺だったら被害も少ないから俺に投票してくれ」とのことだった。
転校することを伏せられていたのはちょっぴり悲しかったし、投票できないよと拒否したが「俺の最後の恩返しを受け入れてくれ」と食い下がられた。
青内くんの気持ちが痛いほどわかったからか、自分が退学しなくて済むからかみんなは青内くんの提案に承諾した。
あぁ、そうだった。
もう一度終わりの始まりのゴングが鳴ってしまった。
思った以上に事態は悪化していたのかもしれない。
ぜひ





















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。