朝の教室で声をかけたエイトくんは
忘れてた とでも言いそうに目をぱちくりして
私の方を見つめている
気まずくなったため
話題をそらすことにした 。
リボンと 、紙を解く音を聞くと
なんだか少し緊張してくる 。
腕を引っ張られ
立ち上がろうとしていた身体は
椅子にもう一度座り 、
勢い余ってエイトくんの身体に
ぶつかり寄りかかる
そう喋った瞬間
プレゼントを囲っていたものが
全て取れ 、中身が顔を出した 。
そう言うとエイトくんは
にこって笑い 、私を見て
口を開く 。
エイト君は 、
私が怖いもの 、手が出せないものを
一緒に乗り越えてくれる 、私の好きな人 。
プレゼントを
私があげなきゃいけないのに
いつも貰ってばかりな気がする
いつか私も返せる日が来るかな 。
そう思いながら 、袖で目を擦り
エイトくんを引っ張り 、教室を出た
END .
先生お誕生日おめでとうございます 。
わたくし 、彼氏いないのに
彼氏 プレゼント を検索にかけましたので
googleの検索欄が彼氏にプレゼントあげる
女の子になりました。
悲しいです 。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!