第13話

12.
271
2025/09/05 12:39 更新








今日は、放課後にカフェに来ています!
オシャレでずっと行きたいねって話していたカフェ。




羽乃叶
やっと修学旅行から帰ってきたから安心だよ。
あなた
けど会えてないことに変わりは無いんだけどね笑




修学旅行から帰ってきたのは今日の夕方だから
会えてないことに変わりは無い。







会いたいなぁ……






羽乃叶
もうそろそろ行こっか!
あなた
そうだね!





______________________________






ザーザー






あなた
え、雨?
羽乃叶
結構降ってるね。こんな予報なかったのに。
あなた
傘もってきてないもんね。





私は折り畳み傘あるけど……





あなた
羽乃叶これ使って!
羽乃叶
え?これあなたのでしょ?
あなた
いいのいいの!!
あなた
私は駅まで走ればすぐだし!
羽乃叶はこれ使って気をつけて帰って!




私が駅に着くのと
羽乃叶が家に着くの



時間がかかるのは羽乃叶の方だ。



あなた
気をつけてね!今日楽しかった!!
羽乃叶
ちょッ!あなた!!!





私はカバンを頭の上にして駅まで走っていった。












_______________京介side






藤牧京介
急に降ってきたな。
尾崎匠海
ほんまに。予報になかったからビビったな。





修学旅行も終え、匠海の家で遊んでいると雨が降ってきた。



かなりの大雨だったので荷物は匠海の家に預けて
自分の家に必要なものだけ持って帰ることにした。
尾崎匠海
羽乃叶とか大丈夫かな。
今日あなたちゃんと遊び行く言うてたけど。
藤牧京介
大丈夫でしょ。あなたの名字さんとか傘もってるだろうから。
尾崎匠海
よく分かっとるんやな。
藤牧京介
そんなんじゃない。





と少しだけ匠海を否定し歩き始めた。




駅に着くと人は混雑しており、運転見合わせの文字が表示されていた。





尾崎匠海
今日は俺ん家泊まるか?
藤牧京介
そうさせてもらうわ。




こんなフッ軽な親友に感謝しつつ。
近くに聞き馴染みのある声がした。




あなた
どうしよ……
尾崎匠海
え、あなたちゃん?
あなた
え、匠海先輩と藤牧先輩!?





そこにはびしょびしょに濡れたあなたの名字さんがいた。





尾崎匠海
あなたちゃんびしょ濡れやん!?大丈夫か!?
あなた
私は平気です!
それより匠海先輩は羽乃叶迎えに行ってあげてください。
尾崎匠海
え、羽乃叶なんかあったん?
あなた
羽乃叶に私の折り畳み傘貸したんですけど、脆いだろうしたくさん濡れちゃうだろうから迎えいってあげてください!





そうやって匠海をすごく急かしているあなたの名字さん。



自分はびしょ濡れなのに他の相手を心配してるなんて、お人好しすぎだろ。




傘も持ってたのになんで、




藤牧京介
傘ないの?
あなた
羽乃叶の方が私が駅に着くより遠いから貸しちゃいました笑




ほんとに、なんでこんなお人好しなんだよ。





尾崎匠海
けど、運転見合わせやで?
あなた
そーなんですよね笑
家には帰りたいんですけど、親の迎えがまだで……
藤牧京介
それだったら匠海の家で暇潰せばいいでしょ。
あなた
え?
尾崎匠海
そーやな!
羽乃叶も呼ぶからおいでや!
あなた
そんな、大丈夫ですよ!
私が言ったらお邪魔ですし、すぐきっとお迎え来ますから!




そうやって笑顔で話すあなたの名字。




体は雨の寒さと濡れから少し震えていた。
藤牧京介
風邪ひいて俺にノート渡せなくてもいいの?
藤牧京介
俺もいるし来なよ。
あなた
でも……
尾崎匠海
とりあえずここにいてもあれやし!行こか!!





と匠海が強引に連れていってくれた。












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