第16話

🍀*゜
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2025/08/30 09:16 更新



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あなた
(…ぴく兄と別れるべき?いや____)




…まだ計画を崩して動くほどの状況じゃない。合図がくるまで、ぴく兄と行動することにしよう。

その代わりに警戒を強めよう。手に持っていたりんご飴を食べきって、いつでも戦えるように両手を空ける。

周囲を過剰なほど警戒して、私はひたすら合図を待つのだった。







- 数日前 -






ut
君がSランク"あなたの名字あなた"で合っとう?


あなた
はい。あなたたちが、?


ut
そうやね。"まじめにヤバシティ"、鬱ですぅ。こっちはシャオロン、よろしくな


sho
シャオロンですー、よろしくな!



あなた
よろしくお願いします



集合場所として指定された、少しバーのようにも思える雰囲気のカフェ。人払いが済んでいるようで、私たち以外に誰もいなかった。

前に座るのは鬱と名乗ったほんのりと煙草の匂いがするダウナーな人物と、シャオロンと名乗った人あたりのいい笑顔を見せる人物。
二人が"まじめにヤバシティ"の構成員なのだろう。二人というのは少ないから、もう少し仲間の数はいるはずだけど。


sho
まあ、特別急いでる訳でもないし、飲み物でも頼もうや。俺らが持つから、気軽に喋らへん?
俺らは計画の共有も目的やけど、一番は君との信頼関係の構築なんよね


ut
おー、正直に言うたなシャオロン。
そういう事やし、遠慮せんで?俺らも大人やしな、敬語もなしで喋ってくれてええから


あなた
…それじゃあ、遠慮なく。



ut
ほんなら何か頼もか。あなたちゃんは何がええ?



鬱さんがさっとメニュー表を渡してくれる。あまり悩むのもよくないと思って、ぱっと目についたレモンティーをお願いした。

彼はメロンソーダ、シャオロンさんはアイスココアを注文していた。見かけによらず結構甘いもの頼むんですね、お兄さま方。


ut
さて、それじゃあまずは俺らのことについて話そか。君だけにコンタクトを取った理由も、な


あなた
…はい


ut
俺ら"まじめにヤバシティ"は、政府の能力管理組織を敵対視してる。
今、政府の中の能力者に対応する組織ん中で、きな臭い"実験"が進んどるんやけど、


ut
それは新しい能力者を生み出そうとしたり、既存の能力を増産しようとしたり…とにかく非人道的なもんばっかや。
その研究結果が、今度の団体戦で放出される手筈になっとうねんな


ut
ほとんどのSランクが団体戦に出る中で、君ともう一人…ぴくとさんは出場しない。つまりフリーや、だから君たちには俺たちの計画に一枚噛んで欲しいっつーこと


sho
俺らも戦闘は得意なやついるんやけど、如何せん非公認の能力者やから表立って動けへんねん。
政府をひっくり返すときまで温存しておきたいのが本音や。
協力してくれるとしても、君らにほとんど戦闘は任せきりになっちゃうんだけど


すまんけど、君たちが適任やと俺らは判断した。若いのにこんなことに巻き込んで申し訳ないけど、協力してほしい。シャオロンさんがそう続けた。

…政府転覆、ね。軽々しい話ではないとは思ってたけど、ここまで大きい話が来るとは…





あなた
────私は構わないよ、好きに使って






非公認:養成学校に通っておらず、政府が把握していない能力者。
普通は能力が発現する10歳ごろに検査を受けて確認されるが、非公認能力者はそれを潜り抜けたもしくは政府が秘匿したことが考えられる。





飲み物のくだりはwrwrd時代のブロマガ、Twitterからです。2018年と2015年の投稿でした。時間を感じて心が痛いです(瀕死)

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