検査の翌日。私は団体戦で少し仕事が割り当たっているため、同じく団体戦に出ないぴく兄と共に呼ばれていた。
…ちなみに、現在8時半である。早いよ。
ぴく兄が先に扉を開けてくれたので、そのままありがたく先に入らせてもらった。性格イケメンだね。
なんだろう。去年はこういう仕事なかったから、さっぱり見当もつかない。
仕事は警備をすればいいらしいけど…一般公開?
能力者は手の内を知られれば不利になる人が大半だ。
能力者を治安維持のために使う目的でこの養成学校を作ったはずなのに、その能力者をわざと弱体化させてなにか得があるのか…?
────空間に干渉してワープとか拡張できる人なんているの?
そんな能力、体への負担も大きいし、なにより政府側がこぞって警戒しそうなもんだけど。
なにか弱み握って言う事聞かせようとしてるとか?
もしくは、だいぶ大きな話になるけど…政府側にテロリストとかの一味が巣食ってるとか?
心なしかぴく兄もちょっと疑ってるような気配を感じる。あとで人目がないところで認識を擦り合わせておこう。
…ああもう、みんなの試合見てたかったんだけどな。
────団体戦、警戒しないと。
pktさんの呼び方変更、能力書き忘れを修正しました。
pktさん能力は「模倣」です。
都合上mzybさん追加することになりました。mzybさんルートはありませんのでご了承ください。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。