第22話

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2020/04/14 11:30
木川 心琴
歩くの早くない?
晴衣 裕太(ころん)
普通でしょ
先に歩いていた2人の後ろから声が...
梶乃 翔(ジェル)
あ!いたー!
魂魄 妖狐
みんな同じ方向の家だから結局一緒になるね
二人づつって話だったのに、結局全員集合だ
紫木 尚(ななもり。)
まさかぷりんせすみんな同じ方向だなんて、初耳だよw
尾野 琴葉
まあ、みんな一緒のが安心だよね!
木川 心琴
6人で帰ったこと何回かあることから分からないの?w
紫木 尚(ななもり。)
あ、待って、聞いたことあったかもw
小鳥遊 有紗
うんw尚くんには言ったことあるもんw
紫木 尚(ななもり。)
いやー、すっかり忘れてた
尚は「もう忘れない」と笑っていた
まあ、もう忘れないって言っても、シェアハウスするんだから多分ほとんど関係なくなるんだけど
紅羽 昴(莉犬)
ってかさてかさ!
琴葉さっきイケメンだった!!
尾野 琴葉
...え?
紅羽 昴(莉犬)
俺が王子様らしく振る舞うはずが結局琴葉にリードされちゃったもん!
花木 瑠斗(るぅと)
あ、だから昴だけぷりんせすに手を引かれて来たんですね?w
晴衣 裕太(ころん)
昴くん失敗したかぁww
失敗??
どういう事なのかな
みんなそう思ったみたいで、顔を見合わせていると
梶乃 翔(ジェル)
あんな、プリンスらしく振舞ってみようってやってたんや
花咲 心愛
あー、だから王子様みたいなセリフを......
櫻井 遥斗(さとみ)
俺、どうだった?
遥斗がそう聞くと、その後続いてぷりんすみんながそれぞれに聞き出した。
花咲 心愛
遥斗くんはね......最後まで王子様突き通せてなかった...かな〜
櫻井 遥斗(さとみ)
まじかぁ......
木川 心琴
あー、裕太くんも王子様突き通せてなかったね
晴衣 裕太(ころん)
えぇ?完全に王子様だったでしょ
『っしゃー、行くぞー』

『え?じゃないでしょ』
木川 心琴
これは王子様なの?
晴衣 裕太(ころん)
そ、そういう王子様も......
紫木 尚(ななもり。)
裕太くんアウトーw
晴衣 裕太(ころん)
ぐぬぬ...
紅羽 昴(莉犬)
俺は逆に王子様されちゃったし...
尾野 琴葉
なんか...うん、ごめん
紅羽 昴(莉犬)
なんで謝るの!?
尾野 琴葉
なんとなく??w
梶乃 翔(ジェル)
じゃあさ、俺はどうやった?完全に王子様だったやろ
小鳥遊 有紗
んー...うん、まあ、王子様だったと思う
梶乃 翔(ジェル)
なんやその妥協してみたいな感じーw
小鳥遊 有紗
ごめんwかっこよかったよ
梶乃 翔(ジェル)
っしゃー、よかったわー
花木 瑠斗(るぅと)
僕は出来てましたよね?
魂魄 妖狐
うん、普通に王子様だった〜
花木 瑠斗(るぅと)
ふっ、まあ僕、王子様なんで?
晴衣 裕太(ころん)
累斗くん脅してないよね?
花木 瑠斗(るぅと)
なんでそうなるんですか!
ほら、妖狐ちゃん嘘が苦手だって知ってるでしょ
梶乃 翔(ジェル)
まあ...それなら信用出来るわな
紫木 尚(ななもり。)
んで?俺は俺は??
宮原 ちはや
なーくんは......
王子様...だったんじゃない??
紫木 尚(ななもり。)
あー、まあまあ...?
宮原 ちはや
えーとね、最初はただの同級生
最後は王子様!
紫木 尚(ななもり。)
そっかぁぁ!最初からかっこよくすべきだったかぁぁ!!
宮原 ちはや
うむ、全員次頑張ろう
小鳥遊 有紗
そうだね〜次に期待!
そんな会話をしているうちにいつの間にかみんなの家の近くのとこまで着いた。

そこからはちゃんとパートナー2人組づつで帰れましたとさ

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