第2話

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2023/08/07 13:55 更新
類side



司くんと僕は半年前くらいから付き合い始めた。
僕から告白した。それから今まで…1周間前くらいまでは世間一般的にみて同棲もしているし、とても順風満帆な恋人同士だったと思う。
───それすらも僕の思い過ごしかもしれないが




神代
……もう9時…か…
最近司くんが帰ってくるのが前に比べとても遅い。

以前は僕の方が帰りが遅く夕飯は司くんが作ることが殆どだったけどこの頃ずっと僕が作っているその件に関しては今まで作ってもらっていたのだしいいんだけれどね




今日も冷めきったカレーに膜が張っている
神代
(本当は温かくて美味しい内に食べてもらいたいんだけどね…)
そう思いながらカレーにラップをかけ「お疲れ様。」と書いたメモと一緒に机上において自室へ向かった
10時頃
玄関のドアノブが鳴る音がした。
作業を中断しリビングへと向かった
神代
…司くん!おかえり
天馬
ただいま〜遅くなってごめんな…
そう言って頭を撫でてくる。

僕に対しての対応は以前と変わらないんだ。
だから朝とても早くいって夜遅くにかえってくるだけ。それだけ。
自己暗示のようにそれを思い込むことにした。
自室にもどり、先程中断していた作業を再び始めた。
気づいた頃にはもう日付が変わっていたので床に就いた。
次の日起きた頃にはもう司くんは家に居ないようだった。
神代
…通知だ…司くん?
某メッセージアプリの通知が司くんからきている。
「おはよう」と印された愛らしいスタンプで思わず笑みがこぼれた。
こちらからは「おはよう」と「頑張れ」という意のスタンプで返信をしておいた
それから朝の支度諸々を終え、僕も大学に向かった。

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