第6話

#5
92
2025/09/28 01:00 更新
<「パエトーン」
:
 『わかった。承るよ』
「本当かい?ありがとう」
 『じゃあ、またこの日に』
あなた
ふふ、楽しみだなァ〜
「パエトーン」と共同の依頼!!
ま、嘘の依頼だと思うけど
あなた
さてさて、今日は何しよっかなァ
あ、「パエトーン」のビデオ屋に行ってみるか!
〈アキラside〉
アキラ
リン、「あなたのプロキシ名」と共同の依頼ができるように計らったよ
あなたのプロキシ名のインターノットアカウントへDMを送ったら、快く了承してくれた。
リン
ナイスお兄ちゃん!
アキラ
嘘の依頼なんだけど、仕方なかったよね?
リン
大丈夫だよ!
Fairy
はい、マスター
「あなたのプロキシ名」とコンタクトを取るには、これが一番最適でした。これはいわゆる合理的虚偽なので、問題ありません。
…騙されているわけじゃないだろう。
アキラ
じゃあ、明日の昼、あなたのプロキシ名とホロウで待ち合わせだよ
リン
OK!
と、明日の作戦会議をしていると、お客さんがやってきた。
リン
__あ、あなたのなまえ(カタカナ)さん!
アキラ
いらっしゃい
あなた
やっほ〜
ライカンさんのお兄さんのあなたのなまえ(カタカナ)さんだ。
リン
今日はどうしたの?
あなた
うーん、ビデオを借りたいなッて思ったんだけど、オレ、あんまりビデオとか詳しくなくて…。
眉尻を下げて言うあなたのなまえ(カタカナ)さん。
詳しくなくても大丈夫だよ!
リン
それじゃ、私たちがおすすめしてあげようか?
アキラ
それはいいね
さすがリンだ。
あなた
うん、じゃあお願いしようかな
リン
了解!
ビシッと頭に手を当てて敬礼するリン。可愛い。
アキラ
…あなたのなまえ(カタカナ)さんは、好きなジャンルとかあるかい?
あなた
ジャンル?
アキラ
ああ。サスペンスとか、ファンタジーとか
ビデオに詳しくないと言っても、小説や漫画なんかは読んだことがあるだろうと思って聞いてみた。
あなた
…強いて言うなら、ファンタジーかアクション系とかかな…
あまりピンと来てないのか、ぼんやりとした返答が返ってきた。
アキラ
ふむ…
アキラ
リン、あのビデオはどうだろう?
リン
あ〜、アレ?
リン
確かに、ファンタジーとアクションが好きならいいかも!
リン
持ってくるね
あなた
ありがとう
パタパタというような小走りでビデオを取りに行くリン。ほんとに可愛いな
あなた
ふふ、アキラくんはリンちゃんのこと大好きなんだね
アキラ
唯一の肉親だからね
アキラ
あなたのなまえ(カタカナ)さんには及ばないけど
190cmは超えそうな黒い狼のシリオンが190cmのライカンさんに縋るように抱きつくあの姿は正直キツい。
あなた
え?褒めてる?
アキラ
…そう受け取ったならいいと思う
あなた
え?どゆこと?
ねーねーとつついてくる。ちょっとうざい
リン
お兄ちゃん!
これのことだよね?と言うリンの手には一本のビデオが握られている。
アキラ
そうそう。
あなた
これは…
あなた
ライカンが昔好きだった映画じゃないか?
リン
えっ、そうなの!?
あなた
あ、いや、本当に昔のことだから、記憶違いかもしれないけど
あなた
ライカンが好きでよく見てた映画に雰囲気が似てるなァと思って
アキラ
へぇ…
本当にライカンさんのことばかり話に出てくるな。
それだけ好きなんだろうな
あなた
うん、これ、借りていってもいいかな?
リン
いいよ〜
アキラ
ついでにと言ってはなんだが、会員証を作らないかい?
あなた
ふふ、そうだね、じゃあ作ろうかな
リン
やったぁ!

アキラ
それじゃあ、1週間後に返しに来てね
リン
また来てねー!
あなた
ありがとう〜!
ブンブンと手を振りながら去っていった。
本当に面白い人…?だ
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