第19話

過労Part3(熱)
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2026/08/31 23:09 更新





そうして、そろそろ準備しなくてはいけない時間になったため、申し訳ないが、

俺の膝で安心したように眠る彼を起こす


「りょーた、起きて」


涼太の手を何回か握ったり、声をちょっと大きくして呼んでみる


「涼太、おーい」

「んっ…翔太、おはよ」

「おはよ、体調どう?」

「さっきよりは眩暈しなくて、ちょっと楽」

「ならよかった、そろそろ準備だって、できそう?」

「うん、できる」

「メンバーもスタッフさんたちも涼太のこと支えてくれるから、大丈夫」

「そっか、話してくれたの?」

「うん、俺がメンバーに言って、それから個々に動いて説明しておいた」
「あと、涼太と俺の仕事、減らしてもらえたよ」

「よかったぁ、」

「2週間くらい休めるって」

「え、そんなに?」

「ね、交渉したら意外といけた」

「そうなんだ、」

「…じゃあ、いきますか」

「うん」

「肩貸すから、立てそうか?」

「ゆっくりでも、いい?」

「もちろん、というかそうしてくれ」

「ありがと、」






そうして、準備を終え、収録も順調に進み、トラブルもなく、涼太の体調が悪化することもなく、無事に終えることができた






「涼太、収録終わったよ」

「できて、よかったぁ」

「よかったよほんとに、お疲れ様」


無事に収録を終えることができ、お互いに安堵する

でもこの人さっきまで高熱で倒れかけた人だということを忘れてはいけない

早く帰らせてあげないと。



「涼太、頑張ったね、帰ろ」

「ん、頑張った」

「うん、ほんとによく頑張ったね、偉い偉い。家帰って一緒にゆっくりしよ」

「うん、」

「俺の車で涼太の家まで行くね。駐車場まで抱っこしてあげる、っよいしょっと」

「え、ちょっとちょっと」

「ほら行きますよー、さっきみたいに倒れられても困るんで。」

「…はい」



周りの目線など気にせずに、涼太を姫抱きして駐車場へ向かい、


涼太を車の後部座席に寝かせて


出発進行。






「涼太今暑い?寒い?」

「んーーどっちでもないかな」

「そっか、なんかあったら言ってね」

「わかった」






「しょーた、」

「ん、どした」

「寝ててもいい?」

「もちろん、」
「あ、じゃあこのブランケット使う?」

「じゃあ使う」

「はい、ゆっくり寝てて」





しばらくして、規則正しい寝息が聞こえてきた

起こさないように慎重に運転し、家に着いた






「涼太〜着いたよ〜ってまだ寝てるか」


起こすのはかわいそうだからさっきみたいに姫抱きして運べばいいかなって思ったけど、

俺の家じゃなくて、涼太の家だから、



…鍵がないとな…



「ごめん涼太、鞄漁るね」


一応断りを入れてから涼太のバッグの中を捜索

案外すぐに見つかったため勝手に家に入らせてもらう



「えっと、ここのソファに寝かすか…」


まず1人で家の中に入りソファを発見

涼太を寝かす場所が決まったため急いで車に戻り、

涼太を運んでベッドに下ろした



でも、涼太起きてくれないと、なんにもできないな…


家の中まで荒らすわけにもいかないしな…w


とりあえず車の中からブランケットをとってきてかけてあげた




なんか買ってきた方がいいか…


最大の点はご飯ね

俺は作れないから。


こんな状態の涼太を1人で置いてくのは心配だけど、行かなきゃな…



不安は残りつつも、急いで1番近くのドラッグストアへ行った












冷えピタやスポドリ、

俺でも簡単に用意できそう、かつ涼太が食べれそうなものとか、色々買って急いで帰ってきた

涼太1人にしちゃったけど、大丈夫かな…

まだ寝ていますように、と願いながら、

勝手に持っていった涼太の鍵で玄関を開ける










がちゃっ



















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