第8話

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2026/03/09 14:29 更新






mob
―――!
――が来られるような場所では…!
mob
うるさい!黙れ黙れ―――!!
mob
ここに奇妙なものがおると聞いた!
見せろ―――!!








薄れゆく意識に刺さる喧噪。






すごく久しぶりに感じる人の声。








勢いよく近づいてきた足音が



僕の前で止まる。





mob
ふむ、これは白い!


その瞬間、右腕にもの凄い力が加えられる。




モトキ
モトキ
…ッ!……あ、……ぁっ、…ッ……いた、ぃ……っ


mob
ほう、良い柔らかさだ



喘ぐ声など聞こえないかのように


力は弱められる気配もない。





片手でそのまま腕をへし折ってしまいそうな、


そしてそれを一切躊躇しないような、



あまりにも野蛮な力だった。




モトキ
モトキ
……んッ、…ッ、、ぅ、……っ……



掴まれた部分だけを支柱として


体が持ち上げられる。




首が頭を支えられず


ぐったりと前に落ちる。





落ちた顔を前に向けるように


顎に指が添えられる。



mob
おい、目を開け
モトキ
モトキ
、、ぅ、ぁ……
mob
目を開けと言っている




開けなければ殺す、とでも言うような声に



重たい瞼をむりやり上に持ち上げる。





霞んだ視界に人の顔らしきものがぼやけて映る。




mob
言葉は通じるのか
mob
よい、持ち帰ろう
mob
――!なりませぬ!
mob
私が決めたのだ




そっと運ぼうなどという配慮の一切ない



乱暴な手つきで



肩の上にかつぎ上げられ、




ひっくり返った視界を最後に意識は途切れた。



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