第2話

あーちゃー 『 転校生 』
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2026/03/27 18:16 更新









 










チャイムが鳴り響き



ついさっきまで騒がしかった教室が静まり返る



今日は転校生が来るらしい



だからみんなソワソワしている



噂によると男の子らしいから



女子はイケメンが来ることを望んでるみたいだ



元々このクラスは奇数人数だったから



1カ所だけ隣がいない1人席があった



やっとその席を手に入れたわたしからすれば



転校生が来るというのは少し悲しい



1人席ライフはもう終わってしまうのかぁ …



と窓の外を眺めながら思う





















ガラガラガラッ




















教室のドアが空いて 



噂の転校生くんが入ってきた



教室が騒がしくなる



それは仕方ないのかもしれない



だってものすごくイケメンなんだもん




















先生
 今日からこのクラスの
 一員となる転校生です 

先生
 じゃ 、 自己紹介どうぞ 





あーちゃー
あーちゃー
 こんにちはっ 

あーちゃー
あーちゃー
 LAからきました 

あーちゃー
あーちゃー
 アーチャー・ウイ デス !



















案の定あなたの名字の隣が空いてるな



と先生に言われて



こっちに転校生くんが歩いてくるんだけど



よちよちって効果音がつきそうな歩き方(



かわいすぎる




















あーちゃー
あーちゃー
 ぼく 、 あーちゃーデス !

あーちゃー
あーちゃー
 よろしくねっ

(なまえ)
あなた
あぁよろしくね 

(なまえ)
あなた
わたしはあなたの名字あなた ! 

あーちゃー
あーちゃー
 あなた ! 





あーちゃー
あーちゃー
 よろしくっ 





















この子の笑顔はなんて眩しいのだろうか



太陽のように輝いている



日本語がまだカタコトなのがかわいい



かわいいほんとにかわいい





















それからはあーちゃーくんの隣の席いいなぁ



と女子から言われるようになったわたし



変わってほしいと頼まれるけど



わたしは毎日かわいいあーちゃーくん



で癒されてるため



絶対に譲りません(




















あーちゃー
あーちゃー
 あなた〜 、 
 教科書みせて … !

(なまえ)
あなた
あっいいよ ! 

















教科書をみせるってだけなのに



机を近づける分わたし達の距離も縮まる



それに何故かドキドキしまくっているわたし



こんなに近くにいるから



わたしの鼓動が聞こえちゃわないか心配になる



ふとあーちゃーくんの方に目を向けてみる



彼はノートを真剣に写していた



が 、



わたしの視線に気づいたのか



こちらをみる彼の視線とぶつかった









































あーちゃー
あーちゃー
 どーかした ? 

(なまえ)
あなた
えっいや何もないよ ! 


















わたしの言葉に納得がいかなかったのか



ぐっと顔を近づけてくる君




















あーちゃー
あーちゃー
 ほんとにぃ ?

(なまえ)
あなた
あっ当たり前だよ ! 















あーちゃー
あーちゃー
 ふーん 、 まぁいっか 















あーちゃーくんが



一瞬だけど意地悪な笑みを浮かべた気がした



わたしの気のせいなのだろうか






















もしかしたらこの人



かわいいだけじゃないのかもしれないっ __________


















こんな感じで



ついこないだまで1人席が好きだったわたしは



気づけばあーちゃーくんの



虜になってしまっていた






















しばらくこの席が続けばいいなと思う 




















end .









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