第3話

密閉空間
3,410
2020/10/09 22:22
そして、今日は見学だけして解散となった。


みなみ『あのぉ。あなたさんと桃さん用事があるんですけどぉ……』



げっ。



桃『わかった……』



あなた『桃……うちっちは、なんかされるのかな?』



桃『さすがにね。』



みなみ『はぁやぁく!!』



澤村『お前ら早くしろよな!』



と言って帰っていった。



みなみ『本題だけど、バレーぶやめろよ』



あなた『いや、なんでだよ?』



みなみ『私は澤村先輩が好きなの!!邪魔しないで、!』



あなた『なんで私があんたの恋を手伝わなきゃ行けないわけ??
じゃ、帰るわ』



みなみ『ちょっと待てよ!!華っ!!』



華『ふふっ。でもねぇ。少しは反省してもらわないとね!』



ガチャ!



その音がした時私たちは思考が停止した。
え?え?
鍵閉められた?
明日の朝までずっとこれ?



どうしよう……どうしようどうしようどうしよう




あなた『ハァハァ』



桃『落ち着いて!あなた』



私は、昔あった事件のせいで暗闇、密閉空間、の2つの条件が重なると息が荒くなる。
昔の事が鮮明に蘇る。
あれは中学2年のこと……
暗い中1人で帰っていたら急に誰かに抱きつかれて、どこかに連れていかれて2日間監禁された。
それがトラウマになってしまっている……



桃『大丈夫??あなた……
落ち着こう。』



と言い、私の背中をさすってくれる……



あなた『桃……ありがとう』



桃『ううん全然……それよりあなた疲れてるでしょ??寝なよ。』



あなた『ありがとう……』




そう言い、私は眠りに着いた

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