第5話

5 吸
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2023/04/11 08:38 更新
僕は彼女こいつが好き…?






でも僕は 吸血鬼





いつか彼女までも巻き込み

残酷な結果になってしまうに違いない。





僕はグッと気持ちを殺した。





(なまえ)
あなた
また遊ぼうね!
ヒョンジン
ヒョンジン
…あぁ


僕は彼女が見えなくなるまで見送った。







数日後



いつも通りの生活が戻った。

部屋で時計の音だけがなっている。




ヒョンジン
ヒョンジン
(早く彼女に会いに行きたい)


これが本音。だけどダメだ。これ以上踏み入ったら

(なまえ)
あなた
おーーーい!



その時、外から声が聞こえた。


僕は顔を見なくても声で誰だか分かった。





急いで窓を開ける。


(なまえ)
あなた
あ!来た!
ヒョンジン
ヒョンジン
…なんだ
(なまえ)
あなた
遊びに来たよっ
(なまえ)
あなた
あれからずっと待ってるのに
全然来てくれないからさぁ
ヒョンジン
ヒョンジン
(なまえ)
あなた
私から来ちゃったよ!早く降りてきて!


僕は階段を降りて彼女の元まで行く。


(なまえ)
あなた
いつまで長袖なの…?暑くない?
ヒョンジン
ヒョンジン
別に
(なまえ)
あなた
そう、、







(なまえ)
あなた
あ、そういえば名前言ってなかったね
ヒョンジン
ヒョンジン
(なまえ)
あなた
私はあなた!君は?
ヒョンジン
ヒョンジン
……………ヒョンジン
(なまえ)
あなた
んーじゃあジニ!
ヒョンジン
ヒョンジン
…ジニ…?
(なまえ)
あなた
今日から君のあだ名!
ヒョンジン
ヒョンジン
…っ、ジニ…


それからあなたは何度も城に来た。


話すうちに僕の気持ちもどんどん増すばかり。








そろそろ離れなきゃいけない。


このままじゃダメなんだ………



(なまえ)
あなた
おーい!ジニ出てきて~
ヒョンジン
ヒョンジン


僕は初めてあなたの問いかけを無視した。


(なまえ)
あなた
居ないのー?


1回だけじゃない。




それから何日も無視を貫いた。


(なまえ)
あなた
はぁ、なーんだ





これでいいんだ。





嫌われていい。





いっその事、









嫌って欲しい。





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