僕は彼女が好き…?
でも僕は 吸血鬼
いつか彼女までも巻き込み
残酷な結果になってしまうに違いない。
僕はグッと気持ちを殺した。
僕は彼女が見えなくなるまで見送った。
数日後
いつも通りの生活が戻った。
部屋で時計の音だけがなっている。
これが本音。だけどダメだ。これ以上踏み入ったら
その時、外から声が聞こえた。
僕は顔を見なくても声で誰だか分かった。
急いで窓を開ける。
僕は階段を降りて彼女の元まで行く。
それからあなたは何度も城に来た。
話すうちに僕の気持ちもどんどん増すばかり。
そろそろ離れなきゃいけない。
このままじゃダメなんだ………
僕は初めてあなたの問いかけを無視した。
1回だけじゃない。
それから何日も無視を貫いた。
これでいいんだ。
嫌われていい。
いっその事、
嫌って欲しい。














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!