はじめに 。
皆様いつもご愛読下さりありがとうございます 。
今回はリクエストで 、戦争が背景となる物語を
書いています 。
戦争時代に生まれなかったものですから 、
戦争の知識が全くございません 。
皆様の解釈とは一致しない表現や言葉の使い方など
あるかもしれませんが 、暖かい目で見てくださると
ありがたいです 。
✔ 桃 × 赤
✔ 死ネタ
✔ 闇堕ち
✔ 自殺
✔ 戦争
一切の責任を負いかねませんので 、
見る際は自己責任でお願いいたします 。
君と出会い 、君を失い 、君の元へ行った
あの日の夜空は 、満天の星空だったのを
よく覚えている 。
君にまた 、会えるかな ______ 。
タッタッタッタッ、 バンッ、バンバンッ
戦争なんてしたくない 。
仲間が死んでいく中、なんでまだ俺が
生きているのか分からない 。早く俺を殺して ー
バンッ、!
油断しているうちに 、左足を打たれてしまった 。
どうやら心臓を狙ったらしいが 、味方が
其奴の手を狙って撃ったおかげで 、
的が下へずれたようだった 。
止血をしようと 、陣に戻ろうとした時 、
誰かに腕を引っ張られ何処かへ連れて
行かれそうになった 。よく見ると敵陣だった 。
其奴は俺よりも背が高く 、腕を引っ張る力に
抗えなかった 。
俺は血がドクドクと流れる足を引きずりながら
其奴に引っ張られて行った 。
連れてこられたのは 、“ 敵陣の ” というより
恐らく此奴の持ち場であり隠れ場 。
戦争ってのに密殺? 頭おかしいのか?
此奴の言っていることが訳分からず 、
余計に怖くなり体が震えたと思ったら 、
此奴は俺の震える手を優しく握ってきた 。
どうして? わからない 。
大好きな母親に突然手放され 、
戦場に放り込まれ 、人間扱いされずに
酷い仕打ちを受けてきた数年間
その数年間で感じたことのなかった
愛情に触れて 、涙が溢れてきた 。
涙を拭い 、はいどうぞとでも言うかのように
足を出した 。そうしたら此奴は安心したような
目に涙を浮かべながら笑った 。
止血をしてくれてるないくんに 、
山ほどある質問を投げかけた 。
その約束フラグじゃん笑 と思いつつも
俺の返事は一択で 。
ちゃんと小指を交わしたのに 。
りうらを1人にしないって約束したのに 。
嫌な音が鳴り響く 。
何千回も聞いた銃声音に 、
何千回も聞いた弾丸が人間に当たる鈍い音に 、
初めて聞いた 、初恋の人の悲鳴 。
お願い 、嘘だと言って
目を閉じないで 、りうらを1人にしないで 、
そんな事言わないで 。
まだ助かるかもしれないのに 。
ないくんの瞳は 、もう死を覚悟しているかの
ように 、淡く澄んでいた
ずるいよないくん 。君から約束したのに 。
でもね 、りうらも付き合えないまま離れ離れに
なるのは嫌だった 。
だから 、
今日この満天の星空の下で 、
最愛の人が眠りについた 。
ゆっくりと瞼を下ろすその姿も 、かっこよくて
美しくて綺麗で 、愛おしかった 。
( ちゅっ、
俺はそう言ってないくんにキスをした 。
許さない 。ないくんを 殺した敵も…ッ 、
戦争を続けているこの世界もッ!!
全部全部!!!絶っっっ対に許さないッ、!!!
敵を守ったないくんの行動を複数人が見ており
味方も敵も撃つのをやめてこちらへぞろぞろと
寄ってきた
( カチャッ、
めちゃくちゃ殺ってそっちに行くね 、ないくん
辺り一面 血の海 。
これ全部りうらがやったの ⋯ ?
まぁいっか 。
ごめんないくん 。
約束 、守れないや 。
( カチャッ、
( バンッッッ、!













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。